ユーカリの薫るベランダで[Mobile版]
since 2009.01.09
ユーカリ育成ブログです。タネを輸入して150種以上のユーカリを育てています。 By eucalyptus_k
今日の植え替えはEucalyptus platypus(プラティパス)
暖かくなってきて、
植え替え(鉢増し)もどんどん進んでいきます。
今日の植え替えはEucalyptus platypusです。
このユーカリは西AZに生息するユーカリで、
MalletとかMarlockとか呼ばれる、
ユーカリでは少し特殊な樹形に育つ品種です。
ユーカリの多くに生じるLigno-tuber(地際の瘤)を生成せずに、
主幹からたくさん枝分かれをした茂み状に育っていきます。
その性質はとても顕著で、他にはないくらいに
激しく枝分かれして、樹高よりも幅の方が大きくなっています。
写真の株もかなり真っ直ぐに矯正していますが、
矯正なしだとかなりの幅に拡がり、バラバラになります。
西AZのユーカリというと、激暑の環境が好きで、
あまり水を吸わない、強乾燥を好むイメージが強いですが、
pachylomaやpreissianaなどと同じように、
かなり涼しい季節メインで成長を進めます。
また吸水量もなかなか激しく、
東AZのメジャーなユーカリ顔負けです。
現地の文献では、湿地帯などにも生息しているようなので、
西AZのユーカリ=半砂漠という図式が
あまり成り立たないユーカリと言えます。
この株は本当に根がパンパンでもう限界だったので、
5号から6号へと鉢増しを行いました。
比較的低木での開花が見込める品種で、
花が面白くて人気のあるユーカリですので、
今年は開花が実現できるでしょうか?
花は主にはライムグリーンの花が咲くようですが、
クリーム色やピンク色の花が咲くこともあるようです。
葉は全く白みを帯びていないからでしょうか?
あまりガンガンの日光に当てすぎると
真夏には少し葉焼けすることもあります。
そのため、あまり置き場所を問わず、
半日陰くらいでも結構順調に成長してくれます。
タネ播きから育苗の間には、
立ち枯れが多発して、本当に難儀しましたが、
大きく育ってからは、とても楽なユーカリです。
日陰にも、過湿にもそれなりに強く、
面白い樹形と美しい花が魅力!
それに加えて、中々に香りが強く、
良い香りもするので、とても興味深いユーカリです。
西AZのユーカリ入門編にも最適ですし、
成長しても細葉には変わらず、たくさんの花を咲かせます。
広い庭の庭木としても面白いかもしれません。
植え替え(鉢増し)もどんどん進んでいきます。
今日の植え替えはEucalyptus platypusです。
このユーカリは西AZに生息するユーカリで、
MalletとかMarlockとか呼ばれる、
ユーカリでは少し特殊な樹形に育つ品種です。
ユーカリの多くに生じるLigno-tuber(地際の瘤)を生成せずに、
主幹からたくさん枝分かれをした茂み状に育っていきます。
その性質はとても顕著で、他にはないくらいに
激しく枝分かれして、樹高よりも幅の方が大きくなっています。
写真の株もかなり真っ直ぐに矯正していますが、
矯正なしだとかなりの幅に拡がり、バラバラになります。
西AZのユーカリというと、激暑の環境が好きで、
あまり水を吸わない、強乾燥を好むイメージが強いですが、
pachylomaやpreissianaなどと同じように、
かなり涼しい季節メインで成長を進めます。
また吸水量もなかなか激しく、
東AZのメジャーなユーカリ顔負けです。
現地の文献では、湿地帯などにも生息しているようなので、
西AZのユーカリ=半砂漠という図式が
あまり成り立たないユーカリと言えます。
この株は本当に根がパンパンでもう限界だったので、
5号から6号へと鉢増しを行いました。
比較的低木での開花が見込める品種で、
花が面白くて人気のあるユーカリですので、
今年は開花が実現できるでしょうか?
花は主にはライムグリーンの花が咲くようですが、
クリーム色やピンク色の花が咲くこともあるようです。
葉は全く白みを帯びていないからでしょうか?
あまりガンガンの日光に当てすぎると
真夏には少し葉焼けすることもあります。
そのため、あまり置き場所を問わず、
半日陰くらいでも結構順調に成長してくれます。
タネ播きから育苗の間には、
立ち枯れが多発して、本当に難儀しましたが、
大きく育ってからは、とても楽なユーカリです。
日陰にも、過湿にもそれなりに強く、
面白い樹形と美しい花が魅力!
それに加えて、中々に香りが強く、
良い香りもするので、とても興味深いユーカリです。
西AZのユーカリ入門編にも最適ですし、
成長しても細葉には変わらず、たくさんの花を咲かせます。
広い庭の庭木としても面白いかもしれません。
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