ユーカリの薫るベランダで[Mobile版]
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ユーカリ育成ブログです。タネを輸入して150種以上のユーカリを育てています。 By eucalyptus_k
by eucalyptus_k
(2014/11/17 15:03)
kenchana21さん、こんにちは。

私の場合は実際に足を運んだわけではありませんので、
全て海外文献や海外サイトによるデータでの話になりますが、
先日申し上げたように確かに都市部は温暖なようです。

ただ本当に一日の寒暖差や日による寒暖差が
とても大きいように思います。

例えば国内外問わず、気温は主に
平均(標準)最高気温と平均(標準)最低気温
という値で表されていますが、
これはあくまでも全ての日にちの気温の合計から
平均値を割り出した値になります。

もう一つ最低最低気温や最高最低気温などの値もあります。
これはその月や年の中で最も低かった最低気温の値や
最も高かった最低気温の値になります。

例えば日本のようにきっちりと四季があり、
一日の寒暖差よりも月による寒暖差の方が際立っている場合、
平均気温の値と最低最低気温などの値は
あまり大きなひらきがありません。

例えばある年の1月の東京の平均最低気温は1.1℃、
最低最低気温は-2.4℃、最高最低気温は3.2℃と
あまり大きなひらきがありません。

ところがビクトリア州のメルボルンの北東内陸部、
ユーカリが多く生息するオメオの気温を見てみると
7月の平均最低気温が3.2℃、平均最高気温が10.8℃と
この値を見ると日本よりかなり温暖に思われますが、
最低最低気温が-13.1℃、最高最低気温が20.2℃と
全てにおいて恐ろしい程のひらきがあることがわかります。

このような値の差は沿岸部ほど穏やかで、
内陸部や砂漠地帯ほど大きくなっています。

ちなみにこのオメオ周辺に生息するユーカリは、
大体-10~-15℃以上の耐寒性を持っています。

ちなみにマクロカルパの生息する地域の一つの
各値は下記のようにかなりのひらきが出ています。

■WA York 7月
平均最低気温:3.6℃
平均最高気温:17.0℃
最低最低気温:-8.0℃
最低最高気温:11.0℃
最高最低気温:13.9℃
最高最高気温:24.3℃
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