ユーカリの薫るベランダで[Mobile版]
since 2009.01.09
ユーカリ育成ブログです。タネを輸入して150種以上のユーカリを育てています。 By eucalyptus_k
やっぱりgunniiは美しい!
珍しいユーカリを多数育てている私ですが、
実は最もありふれたユーカリである、
gunniiの栽培があまり得意ではありません。
ユーカリを育て始めた初期から栽培している
立派なgunniiを一昨年に枯らせてしまい、
我が家にはマトモなgunniiは
一本もない状態が長らく続いていました。
ただタネは各亜種で管理していますので、
原種のgunnii ssp. gunnii、
亜種のgunnii ssp. divaricata、
別種になったarcheriと3種類しっかりあります。
すでに別種扱いなので、
gunniiと言って良いのかわかりませんが、
その中でもarcheriだけはガンガン成長していて、
150cmを越えようという勢いです。
ぶっちゃけ別種扱いになったくせに
イマイチその他のgunniiとの違いがわかりません。
上の写真のように左右対称ではない葉が出ることと、
新芽の白さの割に、下葉の青色が濃くなることなどが
archeriの特徴のようですが、
個体差と言い切ってしまえる程の差でしかありません。
我が家には学名にgunniiと付くマトモな株が一本もない、
そんな情けない状態でコツコツとgunniiを育ててきて、
やっとこさそれなりの株が揃ってきました。
気候自体があまり大阪に合っていないこともありますが、
我が家では、高温乾燥好きな
西AZのユーカリばかりを育てていることもあって、
総合的にgunniiに合った環境を完備できていません。
またどうしてもその強健な性質に甘えて、
劣悪な場所に置いたりするので、
いきなり枯れてしまったり、
慢性的に生育状況が良くなかったりしていました。
少し良好な場所に置いてあげたら、
やっとマトモに育ち始めてきた
gunnii ssp. divaricataです。
冬場の白く輝くような丸葉は、
albidaやgilliiの銀葉にも引けを取りません。
gunniiの中でも、このssp. divaricataは、
園芸品種として最も人気がありますので、
日本のgunniiの中にも良く混ざっています。
Silver Dropという名前が付いているものは、
このssp. divaricataであることが多いようです。
最も小丸葉が映えて、
銀葉の美しくなるgunniiですので、
栽培にはオススメの種になります。
次は私の手抜きのせいで、
最も栽培の遅れている原種のssp. gunniiです。
まだ15cm程度の小苗ですが、
今年の寒い冬をものともしません。
耐寒性最強クラスは伊達ではありません。
今のところあまり大きな違いはわかりませんが、
3種の中では最も楕円型の大きな葉になるようです。
こうしてしっかりと育ててみると、
改めてgunniiは綺麗だなと思わされます。
ユーカリマニアには、
少し面白みの欠けるユーカリなのかもしれませんが、
美しいgunniiをしっかりと育て上げることも、
ユーカリ栽培の醍醐味ではないかと思いました。
しばらくは、少し力を注いで栽培を行い、
gunniiについてもさらに勉強したいと思います。
実は最もありふれたユーカリである、
gunniiの栽培があまり得意ではありません。
ユーカリを育て始めた初期から栽培している
立派なgunniiを一昨年に枯らせてしまい、
我が家にはマトモなgunniiは
一本もない状態が長らく続いていました。
ただタネは各亜種で管理していますので、
原種のgunnii ssp. gunnii、
亜種のgunnii ssp. divaricata、
別種になったarcheriと3種類しっかりあります。
すでに別種扱いなので、
gunniiと言って良いのかわかりませんが、
その中でもarcheriだけはガンガン成長していて、
150cmを越えようという勢いです。
ぶっちゃけ別種扱いになったくせに
イマイチその他のgunniiとの違いがわかりません。
上の写真のように左右対称ではない葉が出ることと、
新芽の白さの割に、下葉の青色が濃くなることなどが
archeriの特徴のようですが、
個体差と言い切ってしまえる程の差でしかありません。
我が家には学名にgunniiと付くマトモな株が一本もない、
そんな情けない状態でコツコツとgunniiを育ててきて、
やっとこさそれなりの株が揃ってきました。
気候自体があまり大阪に合っていないこともありますが、
我が家では、高温乾燥好きな
西AZのユーカリばかりを育てていることもあって、
総合的にgunniiに合った環境を完備できていません。
またどうしてもその強健な性質に甘えて、
劣悪な場所に置いたりするので、
いきなり枯れてしまったり、
慢性的に生育状況が良くなかったりしていました。
少し良好な場所に置いてあげたら、
やっとマトモに育ち始めてきた
gunnii ssp. divaricataです。
冬場の白く輝くような丸葉は、
albidaやgilliiの銀葉にも引けを取りません。
gunniiの中でも、このssp. divaricataは、
園芸品種として最も人気がありますので、
日本のgunniiの中にも良く混ざっています。
Silver Dropという名前が付いているものは、
このssp. divaricataであることが多いようです。
最も小丸葉が映えて、
銀葉の美しくなるgunniiですので、
栽培にはオススメの種になります。
次は私の手抜きのせいで、
最も栽培の遅れている原種のssp. gunniiです。
まだ15cm程度の小苗ですが、
今年の寒い冬をものともしません。
耐寒性最強クラスは伊達ではありません。
今のところあまり大きな違いはわかりませんが、
3種の中では最も楕円型の大きな葉になるようです。
こうしてしっかりと育ててみると、
改めてgunniiは綺麗だなと思わされます。
ユーカリマニアには、
少し面白みの欠けるユーカリなのかもしれませんが、
美しいgunniiをしっかりと育て上げることも、
ユーカリ栽培の醍醐味ではないかと思いました。
しばらくは、少し力を注いで栽培を行い、
gunniiについてもさらに勉強したいと思います。