久々のブログ更新になりました><;
最近は追加で新品種の種播を行っていますが、
どれも発芽が芳しくなく、色々と手間取っています。
Eucalyptus pachyloma
スイートセンテッドなどと呼ばれ、
現地ではクリスマスツリーにも利用されたりするようです。
西オーストラリア軍団では珍しく中々発芽しません。
今やっと2苗だけ発芽しました。
Eucalyptus pauciflora ssp. niphophila
寒さに強い、雪の積もる高山のユーカリです。
Snow Gumとも呼ばれています。
発芽には2ケ月以上の冷却処理が必要となり、
そこから先も驚異的な発芽率の悪さを誇ります。。。
また異様に蒸れに弱く、日本では難易度も高めです。
種のクオリティーは保証されていますが、
全く発芽しないので、今一番厄介な品種です。
Eucalyptus coccifera
こちらも高山生息種でTasmanian Snow Gumです。
こちらも長期間の冷却処理を要し、
その後の発芽率も著しく悪いです。
現地の園芸家曰く、発芽には一癖あるようです。
たくさん播いて、2苗やっと発芽という状況です。
そして、この中に一つ加わっていた、
Eucalyptus nicholiiですが最近一斉に発芽を開始しました。
ユーカリ中最小クラスの双葉が何ともいえません><;
赤玉土では発芽に3週間ほどかかりましたが、
バーミキュライトでは5日程度で発芽しました。
pHの差か、それともより湿潤を好むということでしょうか。
それでは最後に最近の近況をいくつか紹介します。
私が今年の目標に設定した
Eucalyptus macrocarpa(マクロカルパ)ですが、
紆余曲折を経て、やっとここまできました!
成長は早いとはいえませんが、着実に進んでいきます。
直射日光ガンガンの環境が非常に大切ですね。
日陰などで育てると葉が細く小さいままになります。
後は涼しくなったら植え分けを行う予定です。
今まで培ってきた植え替えテクの見せどころです!
次は家で今絶好調のユーカリを2種ご紹介します。
Eucalyptus robusta
家の環境がとにかく大好きなようで、
5月から一気に伸びて、今は70cmを超えています。
何も触っていないのに、脇芽まで勝手に生じています。
Eucalyptus melanophloia
当初は貧弱で他のユーカリに埋もれていましたが、
気温の上昇とともにスイッチが入ったようです。
毎日わかるほどに成長し、今は30cm近いです。
かなり湿潤を好む品種のようです。
次は、タスマニアの1000m級の高山生息種、
Eucalyptus vernicosaに手を出す予定です。
私のマニア魂はとどまるところを知りません(笑)
トラックバック(0件)