続けてユーカリ茶をどんどんと試飲しています。
夫婦で飲んでいますが、今のところ体調が崩れたことはありません。
逆に目に見て分かるデトックス効果があるように思います。
とにかく利尿作用がかなり強いようで、
飲むとやたらとトイレに行きたくなります。
私は少し辛いものを食べるとすぐにお腹を壊す性質ですが、
お腹の方の調子が悪くなったことはありません。
一般的にユーカリ茶として流通しているものは
Eucalyptus robusta/Eucalyptus globulusの2種です。
これ以外の品種については、摂取の安全保障がありませんので
ユーカリ茶にされる方は自己責任でお願いいたします。
今回飲んでみた品種のお茶について
下記に感想を記します。
・乾燥葉は10日以上干した葉を使用しています。
・生葉は取ってすぐの葉を使用しています。
・茶葉は茶さじ一杯程度を使用しています。
・熱湯を200ccほど注ぎ、約5分置いて飲みます。
●Eucalyptus globulus ssp. globulus茶
(乾燥葉)
ユーカリ茶として販売されているだけあって
非常に完成度の高い味です。
生葉のものに比べると、マイルドでかなり飲みやすくなっています。
ほど良く香るユーカリの香りとほんのりとした苦みがあります。
ただ風味には思ったよりも癖があるので、
ユーカリ茶自体が少し癖のあるハーブティーということになるのでしょう。
今のところ最も良く似ているのはRudisです。
Rudisもかなり完成度が高いということになりますね。
●Eucalyptus websteriana茶(乾燥葉)
一体どんな味になるのかと恐る恐る飲んでみると、
非常に完成度の高い味で正直びっくりしました。
シネオールが比較的強く香りますが、嫌味がありません。
globulus/rudisに非常に近く、
何ともいえない良いお茶の味がします。
成長の遅い品種なのでお茶として利用しにくいのが残念な程です。
ユーカリ茶に興味があるなら一度飲んでもらいたい品種です。
結論として、最も飲みやすく完成度の高いものはrobusta。
これは万人にも普通に楽しんでもらえる風味です。
次に少し癖はありますが、
ユーカリの香りがするユーカリ茶としては、
globulus/rudis/aromaphloia/websteriana
gunnii/bridgesianaです。
gunniiはペパーミント系でその他がシネオール系ですね。
フレーバーを他のハーブとのミックスで使用できそうなのが、
花の香りのするgrandisやレモンユーカリcitriodoraだと思います。
これでしばらくこのユーカリ茶のコーナーはお休みになります。
次回は来年以降になります。お楽しみに~♪
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