ユーカリの薫るベランダで[Mobile版]
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ユーカリ育成ブログです。タネを輸入して150種以上のユーカリを育てています。 By eucalyptus_k
by eucalyptus_k
(2017/06/08 01:51)
めむのっくさん、こんばんは。

色々と有益な情報をありがとうございます。

葉の白さは直射日光に当てれば当てるほど強くなります。
ただこの白さは瑞々しく少しエメラルドがかった新芽のような白さではなく、
硬く乾燥した葉が粉を吹いたような白さになります。

これはmacrocarpaに限ったことではありませんが、
もちろん経年劣化でこすれた葉の白みは落ちていきます。

それでもmacrocarpaは成長の遅さもあり、
他のユーカリに比べると葉の維持は長くできる方だと思います。

直射日光にガンガンに当たった葉は非常に硬く、
目を突くと非常に危なく、手を先端で付いても痛いくらいに硬くなりますが
これが本来の健康で正常なmacrocarpaの葉になります。

室内や半日陰の場所で育てると新芽的な白さを残した
少し柔らかい葉がメインになることがありますが、
このような葉は病害虫にも弱く、
葉自体の維持期間が非常に短くなります。

ただこれくらいの葉の方が、
花屋さんで小さく売るには見栄えが良いのかもしれませんが、
野生の種でみると、これは生育不良になります。

http://www.eucalyptus.jp/imgview.php?id=img145_8.jpg
こちらが葉が固くなった正常な状態

http://www.eucalyptus.jp/imgview.php?id=img188_1.jpg
この少しヨレッとした感じが日照不足

下葉も自生種でも結構落ちていますね。
低木とはいっても4mにはなる品種ですので木化は致し方ありません。

あともう一つは鉢植えによるパフォーマンスの低下が
著しい品種でもありますので、
下葉の喪失は鉢植え栽培の限界ともいえると思います。
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