ユーカリの薫るベランダで[Mobile版]
since 2009.01.09
ユーカリ育成ブログです。タネを輸入して150種以上のユーカリを育てています。 By eucalyptus_k
by koaramate
(2012/01/27 20:38)
本当に困るよね。
何とか早く効果的な手法を確立しないといけません。

ミネラルの添加は全く問題ないのですが、養分には微量要素と多量要素があるので少量でも効果が出るものを万一多量に与えてしまうと、それはそれで逆効果になりますね。

人生も同じですが、そう簡単にはこれが正解と言うところには到達できないようです。

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by Osakano Jie
(2012/01/29 22:06)
eucalyptus_kさん、こんばんわ。

我が家ではnitensが真っ赤な葉になる過程でこの様な状態になっているのですが、低温障害かなと思ったりもします。
低温・乾燥・日当たりの関係から考えると、光酸化障害、活性酸素障害あたりもなんとなくそれらしい感じもします。

光酸化障害・活性酸素障害の写真を見られた事ありますでしょうか?

探しているのですがなかなか見つかりません。

もし偶然にでも見られる事がありましたら、お教え下さい。
よろしくお願い致します。




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by Katsuya.T
(2012/01/30 10:00)
おはようございます!
似たような地域に、カンガルーポーが育ちますが、以前、育成方法を調べた時に、どこかのHPで、鉄分が必要なことが書いてありました。
鉄分不足ってことは、考えられませんでしょうか?
うちでは、鉢の隅に、鉄釘を挿しています。
カンガルーポーだけに言えるのかもしれませんが、念の為に(^^ゞ

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by eucalyptus_k
(2012/01/30 15:53)
Osakano Jieさん、こんにちは。
nitensは結構寒さに強い品種ということですが、
中々寒風で葉が傷んでしまいますね。

家では普段は全く水を吸わない部類のくせに、
冬になるとdelegatensis/glaucescensなどとともに
思ったよりも水を吸ってびっくりしています。

この症状は家では西AZのユーカリ限定で起こります。
その中でも何となくミネラルにうるさそうな品種ばかりです。
植え付けてすぐには絶対に起こらず、
年単位で放置した株にのみ発生していきます。

その他では年月がたってくると
leucoxylon/cladocalyxなどの南AZ品種にも起こることがあります。

起こる品種に共通している点は
比較的アルカリに耐えられる品種というところです。

光酸化障害、活性酸素障害については、
少し調べてみましたが、植物に関連する画像を
見つけることはできませんでした。
また、何か見つかりましたらご連絡をさせていただきます。

ちなみにカキ殻石灰の成果はいかがでしょうか?
ユーカリは一般的な肥料分はあまり必要ないようですが、
ミネラル分などの微量元素などには中々うるさそうな気がしています。

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by eucalyptus_k
(2012/01/30 15:58)
Katsuya.Tさん、こんにちは!
鉄分不足!大いにあり得ることと思います。

鉄分が不足すると葉緑素が欠乏し、
菌類に感染したり、組織が壊死するとのことなので、
全くその症状に当てはまるといえます。

ところが、人間でもそうですが、
鉄分というのはなかなかに補給が難しい成分ですね。

確かメネデールなんかにも入っていたように思います。
鉄釘を刺す方法、よろしければ詳しく教えていただけませんか?

本当は丁寧に液肥などを与えるのが良いのでしょうが、
何せ、150種でそのまま150鉢あるもので、
これがいつ、水遣りのタイミングが来るかも微妙で、
液肥などは手間過ぎて与えることができません。

今は特に酷い品種に限り、
粒状のものを与えたりなどして様子を見ています。
それでも一時間以上当たり前のように過ぎていきます。

色々と試してみるしかありませんね。
とにかく、貴重な情報をありがとうございました^^

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by Katsuya.T
(2012/01/30 22:06)
鉄分補給に、メネデールは間違いないと思います!
でも、結構なお値段なので、庭に落ちてた錆びた釘を、鉢の隅に挿しておいてみました(^^ゞ
後は、錆びてボロボロになった缶を、鉢の上で、細かく粉砕しながら載せておきました。
どちらも、効果があるかは、さっぱり分かりません(>_<)
気休め程度かもしれませんが、まあ、それでも、ユーカリが土を酸性にするなら、徐々に溶けて吸収しないかなーって(^^ゞ

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by Osakano Jie
(2012/02/01 23:08)
こんばんわ。

牡蠣殻石灰の成分です。
炭酸カルシュウム 92.6%
窒素    0.09%
リン酸   0.10%
カリウム  0.03%
マグネシウム0.20%
珪酸    0.48%
鉄     1.75ppm
マンガン 66.00ppm
ヨード  49.00ppm
ホウ素  26.00ppm
亜鉛   11.00ppm
銅     2.00ppm

メネデールの鉄分は50mg/Lです。
メネデールを100倍希釈すると、0.5mg/Lになります。

単位は違っていますが、mg/L≒ppmとすると、
どちらも大差無い様な気がしますが、計算間違っているのかな?

牡蠣殻の鉄分が二価鉄かどうか分かりませんが、三価鉄(酸化鉄ではありません)は分子が大きく生物は吸収できないようで、二価鉄イオンがあるかどうかが問題だそうです。
ただし二価鉄も酸化したり時間が経つと三価鉄になるそうです。
三価鉄は還元すると二価鉄になるという事で、少々ややこしいものです。

私もオーストラリアの土地の写真を見て、赤茶けたのは鉄分だと思って、錆びた物を置いた事がありますが、錆びた鉄を置くだけでは役不足だった様な記憶があります。


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by eucalyptus_k
(2012/02/05 09:31)
Katsuya.Tさん、こんにちは。
そろそろ使用期限がきれそうなものがあるので
メネデール系は一度試してみます。

人間も植物も、鉄分補給は難しいところですね。。。
とにかく色々と試してみたいと思います。

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by eucalyptus_k
(2012/02/05 09:44)
Osakano Jieさん、こんにちは。
とりあえずは、早速すべてのユーカリに
牡蠣殻石灰を撒いてみました。

5~6号鉢でも150鉢を超えているので
すべて合わせて数時間かかりました。。。
おまけに米10kgくらいの大きさの牡蠣殻石灰の袋が
一袋すべてなくなってしまいました。。。

数というのは恐ろしいものですね。

鉢に定植してから2年経つ品種などは
東AZのユーカリでも少し色素欠乏気味になっていました。

葉脈を残して色素欠乏するのは
カリウムやマグネシウムの不足によるところが大きく、
色素欠乏から壊死に至るものは鉄分不足の可能性があるそうです。

ちょっとした化成肥料以外は一切与えてこなかったので、
そろそろ何か欠乏してもおかしくはないですね。

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by Osakano Jie
(2012/02/05 22:18)
eucalyptus_kさん、こんばんわ。

固形肥料で1年以上そのままの形で残っている物がありますが、用土表面にバクテリアが繁殖しにくいのかも知れませんね。

肥料にしても牡蠣殻石灰にしても、置いているだけでは吸収できませんよね。
いかに頻繁に水やりして用土中に溶け込ませるかが問題ですね。

我が家は戸外で栽培していますので、年間1500mm位の降雨量に加えて、水やり大好き人間ですので、少し我慢しているとブログには書いていますが、結構水やりしているほうだと思います。
ちょくちょく枯らしていますが・・・

水やりと乾燥のバランスが難しいですよね。

実験中なので書こうかどうか躊躇しましたが、結果が出るのがいつになるのか分かりませんので書いておきます。

手抜き水やりです。
普通、水やりは鉢底から水がたっぷりとしみ出るまでやってくださいと言うのが、一般的ですが、
特にユーカリは湿度過多で枯れてしまうケースが多い様に感じます。

鉢底から水を出すと言うのは、用土中に空気を送り込むと言う目的もありますよね。
ですが、養分・ミネラルを入れるだけなら少量の水やりで十分だと思います。
鉢の中の根っこの白い部分は、通常鉢底でサークリングを起こした部分にありますので、底まで達しない水やりの回数を増やせば、湿度過多による枯れ死も回避できるのではないかと考えています。

後は、酸素を送り込むためのじゃぶじゃぶの水やりとの回数の比率をどれくらいにするか?

我が家は雨との共存になりますので、感覚的とらえ辛く、もう少し長い期間がいるな~という感触です。


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by koaramate
(2012/02/09 00:52)
今日、知り合いの詳しい方に聞いてきました。
その方もユーカリは育てたことがないとのことであくまで他の植物はと言う但し書きが入ります。

その方の推測によると、葉に赤いシミが出来るのは日差し(紫外線)が強くなるとそれに反応して葉にシミが出来る植物があるのでそれと同じなのかも知れないと言うこと。
確かにウチでは日差しの弱い箇所は多少症状が少ない。

それと、一番大きな可能性はウイルス等の菌によるもの。これの原因は高温と湿度の高さから来るもの。Osakano Jieさんのように水やりが好きな方は密閉度の高い温室で栽培はしないほうが良い結果が出せそうですね。

ウチのように機密性を高くしたビニール温室では、水やりは月に2度で十分ですね。
これがもっと風通しを良くできるような装置があれば話は別ですが・・・。

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by eucalyptus_k
(2012/02/09 11:21)
Osakano Jieさん、こんにちは。
150鉢以上にもなると、鉢土の乾く時期はバラバラです。
robusta/grandisなどの水好き組は冬でも3~4日に一回、
風通し日当たりの良い場所の品種が1~2週に一回、
簡易温室内や西AZの品種は月に1~2回です。

牡蠣殻石灰を播いたものの
未だに全然溶かせていないものも多数あります。

ただ、この時期マンションの12階は、
風速10m以上の強風がびゅんびゅん吹き荒れるので、
そのまま放置しておくと、
牡蠣殻石灰が全て吹き飛ばされてしまいます。

播いているときにもすでに風がかなり強く、
私も石灰まみれになってしまいました。。。

そのため、石灰をなじませる目的で
表面を湿らせる程度全ての鉢に一度水をかけています。

そのため、一旦溶けた塊が表層に残っている状態です。
これを用土の渇きと同時に溶かしていく感じですね。

とにかく、毎日毎日、特にこの寒波の間は
鉢表層の用土が全て吹き飛ぶほどの強風が吹き荒れているので
本当にそれが色々な意味で大変です><;

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by eucalyptus_k
(2012/02/09 11:28)
こあら師匠、こんにちは。
家は日照が悪いので、やはり菌なんでしょうかね。。。

かといって殺菌剤は微妙に効かないし
ちょっと困ったものです。

環境の特性上、風通しがどうしても悪くなってしまうのは
どうしようもないところなので無念です。

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by Osakano Jie
(2012/02/09 23:37)
eucalyptus_kさん、こんばんわ。
牡蠣殻石灰、とんでもないものをご紹介してしまった様ですね。
我が家は石灰が飛ぼうが気にしていなかったので、ごめんなさいね。
まいた日に思いっきり散水して、残りは牡蠣殻位まで溶かしてしまっています。
実際は石灰分も少し残っていますが。
後は通常の冬場の水やりタイミングで、ペットボトルに100均で売っている散水口を取りつけて、手抜き水やりです。
ペットボトルだと何回も水汲みに行く気にならないので、自然に手抜きになります。
冬場はユーカリも食欲が無いと思いますので、腹をこわさない程度に水やりしてあげてください。

こあらさんのコメントに『日差し(紫外線)が強くなるとそれに反応』とありましたが、光酸化障害の様な条件です。
光酸化障害に関しては画像等が無い様で、まだ論文ベースなのかどうか分かりませんが、
品種にもよりますが、我が家でも日陰の物は赤くりにくい様です。

大阪の戸外で育つものだけ育てようと言うスタンスでやっていますので、ユーカリにとっても真夏・真冬は試練の場ですね。
でも出来るだけ多くの品種を残してやりたいので、こちらも試練の場です。


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by eucalyptus_k
(2012/02/10 13:59)
Osakano Jieさん、こんにちは。
いやいや全然問題ありません!!
牡蠣殻石灰はとても感謝しています。

石灰系は苦土石灰であっても
やはり使用には少し気を使いますし、
そういった意味では、あまり使用に気を使うことなく
且つミネラル分が豊富という良いアイテムをご紹介頂きました。

家で色々飛ぶのはこれは致し方ないことです(><)
どんな農薬を散布しようが全部私にかかりますし、
先年も撒いたニッソランを全て食らってちょっと焦りました。

でも、私は親が結構適当だったので、
小学生の時から庭の桜の木に
マラソンやスミチオンを散布していましたから、
身体には農薬に対する耐性が強くあるようですw

有機石灰系は効くのに時間がかかるようですから
来春に向けてどのように育つか楽しみにしています。

LehmanniiやErythrocorysがかなり巨大になってきましたので、
来年は開花が見込めないかなあなんて夢を見ています。

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by Osakano Jie
(2012/02/10 22:53)
eucalyptus_kさん、こんばんわ。
冬場の管理で気になることをもう一つだけ書いておきます。

葉っぱが明らかに寒さで赤くなっていると思われるものは、ちぎらずに自然落葉させてください。

寒さで赤くなるのはアントシアニンが増えている可能性が高い、と言う事は、葉の糖度が高くなっている証拠です。
枝や幹がこの糖分を吸収しようとしますので、十分吸収させてあげてください。

昨年開花したハニーレモンも赤銅色になり、暖かくなってから落葉して、その後伸びた新芽の先端に花をつけました。
万事がこの通りではありませんが、自然の仕組みには奥深いものがありますね。


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by eucalyptus_k
(2012/02/14 13:42)
Osakano Jieさん、こんにちは。
なるほど!自然落葉了解いたしました。

冬に赤くなった葉ですが、
いくつかは落葉するものもありますが、
家では春になると結構な確率で元に戻ります。

globulusやbridgesianaでは結構散りますが、
その他ではあまり散らずに
そのまま緑になって戻っていくのです。

これはどういう仕組みなのか全くわかりませんが、
とても不思議なことだなあと思っています。

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