ユーカリの薫るベランダで[Mobile版]
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ユーカリ育成ブログです。タネを輸入して150種以上のユーカリを育てています。 By eucalyptus_k
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夏のお出かけ時の応急処置
コメント(4件) 2012/06/07 18:13
カテゴリ:ユーカリ(栽培知識)

季節はすでに6月!
これから梅雨を迎えますが、
晴れの日の日差しはますます激しくなってきました。

我が家のユーカリは昨年までは、
水の遣りすぎでイマイチ生育不良だったようですが、
潅水量を極端に減らし、越冬を行った結果、
今年の生育の良さは尋常ではありません。

今まではあまり水を吸わずに
生育もイマイチだったようなユーカリが
今年はびっくりするほどに水を吸います。

今まで過湿に注意していたのが
打って変って、水切れ注意に切り替わりました。

これから盛夏を迎えれば、
吸水量の激しいユーカリを育てていると
一日1~2回もの水遣りを必要とすることがあります。

そのような場合、
オチオチと旅行にも行っていられません><;

まあ、私は既に管理している量が尋常ないので
1泊以上の旅行には行かないことにしていますが・・・

robusta/globulus/nitensなどの
超水食いのユーカリがある場合は
通常通り放置していると
その貴重な1泊の外出さえも不可能になります。

そんなときに!
もちろん長期の旅行は難しいですが
数日ならば可能な応急処置があります。

まず、鉢がしっかり入るような、
深めの鉢底皿もしくはトレイを用意します。

そしてそこに水をたっぷり貯めて、
鉢を浸けて、旅行に出発します。

ただし、炎天下の場所は避け、
少し日陰になるくらいの場所に置いておかないと、
逆に蒸しユーカリが出来上がってしまいます。

また水を入れすぎて、
鉢自体が全て浸かるような水量では
根が呼吸できなくなるので厳禁です。

これで”夏であれば”、
数日程度は大丈夫でしょう。

鉢表面からの乾燥も激しいので、
その期間内であれば、過湿にも耐えられます。

品種によってはベストな状態ではありませんが、
水切れで大切なユーカリが枯死するよりは
圧倒的にマシですよね!

緊急時にはぜひお試しください♪

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