ユーカリの薫るベランダで[Mobile版]
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ユーカリ育成ブログです。タネを輸入して150種以上のユーカリを育てています。 By eucalyptus_k
by eucalyptus_k
(2012/10/09 00:30)
Osakano Jieさん、こんばんは!
今年の夏は、色々な意味で「高温多湿」過ぎたようです。
ただこれはここのところ乾燥した夏が続いていただけで、
ある種、日本のありふれた関西的な夏が戻ってきただけかもしれません。

ところが一部のユーカリは、この関西的な夏には合わないようですね。
高温乾燥なら痛みもしませんが、高温に多湿が加わると、
暑さに弱いといわれているユーカリは軒並みやられていきます。

家ではグニーが全滅してしまうという体たらくです。
またcoccifera/niphophila/delegatensis ssp. tasmaniensis
risdonii/tenuiramis/cypellocarpa/urnigera/babyblueといったような
高山や冷所出身のユーカリは葉がボロボロになってみるも無残です。

regnansはあれからタネをたくさん播いたのですが、
雨と日が良く当たる場所の株は同様に枯れたも同然です。
ところが雨が当たらず、風のよくあたる涼しい場所に置いていた株は
とても元気で、今でもとても美しい葉をしています。

上記の悲惨な症状の第一歩は葉緑素が抜けて葉が黄色くなり、
その後、葉に褐斑ができて枯れていくという症状です。

当初、この色素抜けは養分不足と思っていたのですが、
涼しくなると一斉に終息するので、暑さが原因だとわかりました。
暑くなると養分が欠乏するなんてあるのでしょうか。。。何かご存じですか?

全般的に今年の夏は色々と不調でしたね。。。
調子が良かったのはなぜかmacrocarpaと
後はやや湿潤を好む西AZ系のユーカリだけでした。
caesiaやerythrocorys/gamophyllaなどが最も好調でした。
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