ユーカリの薫るベランダで[Mobile版]
since 2009.01.09
ユーカリ育成ブログです。タネを輸入して150種以上のユーカリを育てています。 By eucalyptus_k
by Osakano Jie
(2012/10/08 22:03)
eucalyptus_kさん、こんばんわ。
ご無沙汰しています。
雨ざらしの戸外で育てていますので、今のところハダニの被害は確認していません。
ですが、この夏の雨、それも多量に降る雨でポットの渇きが悪く、根ぐされで結構な数がやられてしまいました。
お渡しする予定になっていたregnansが最もダメージがひどく壊滅状態で、最後に残った1鉢も1ミリ程の芽が胴ぶきしていますがひん死の状態です。
早い目にお渡ししておけばよかったと反省しております。
この夏は少々異常な感じで、多量に枯らしてしまいました。
植替えしたての水はけの良い鉢でも、主軸が枯れ(茶色に変色せず、ドライ状態です)ひこばえが残ると言ったものもあります。
最近、ユーカリにとって何が普通で、何が異常なのか良く分からなくなっています。


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by eucalyptus_k
(2012/10/09 00:30)
Osakano Jieさん、こんばんは!
今年の夏は、色々な意味で「高温多湿」過ぎたようです。
ただこれはここのところ乾燥した夏が続いていただけで、
ある種、日本のありふれた関西的な夏が戻ってきただけかもしれません。

ところが一部のユーカリは、この関西的な夏には合わないようですね。
高温乾燥なら痛みもしませんが、高温に多湿が加わると、
暑さに弱いといわれているユーカリは軒並みやられていきます。

家ではグニーが全滅してしまうという体たらくです。
またcoccifera/niphophila/delegatensis ssp. tasmaniensis
risdonii/tenuiramis/cypellocarpa/urnigera/babyblueといったような
高山や冷所出身のユーカリは葉がボロボロになってみるも無残です。

regnansはあれからタネをたくさん播いたのですが、
雨と日が良く当たる場所の株は同様に枯れたも同然です。
ところが雨が当たらず、風のよくあたる涼しい場所に置いていた株は
とても元気で、今でもとても美しい葉をしています。

上記の悲惨な症状の第一歩は葉緑素が抜けて葉が黄色くなり、
その後、葉に褐斑ができて枯れていくという症状です。

当初、この色素抜けは養分不足と思っていたのですが、
涼しくなると一斉に終息するので、暑さが原因だとわかりました。
暑くなると養分が欠乏するなんてあるのでしょうか。。。何かご存じですか?

全般的に今年の夏は色々と不調でしたね。。。
調子が良かったのはなぜかmacrocarpaと
後はやや湿潤を好む西AZ系のユーカリだけでした。
caesiaやerythrocorys/gamophyllaなどが最も好調でした。

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by 岩部と申します
(2012/10/09 21:33)
初めまして
西日本で北海道のラベンダー
おかむらさきを育てている
「香川県でおかむらさきを育てる方法」を
やっております岩部と申します。

ダニの被害は
およそすべての植物に及ぶようでございます。

私も十数年来
ひたすらこれと戦ってきましたが
どうやら今年で
何がどうなっているのかが
うっすらと見えてきました。

詳しくは
私のブログでいやと言うほど書いておりますが

ダニ対策は
安全な農薬としてはオルトラン
直接攻撃としては粘着くん

これを「先手」攻撃として
使用することで
今年はなんとか
防ぐことができました。

植物のダニに挑む同士として
少しだけご助言いたします

御迷惑でありましたら
ごめんなさい。



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by eucalyptus_k
(2012/10/10 17:10)
岩部さん
初めまして、こんにちは!
ご迷惑なんてとんでもありません!

御ブログは何度か拝見させていただいています。
わざわざお越しいただきありがとうございました。

丁度、粘着くんは以前、ハーブティー用のラベンダーに
ハダニが付いて困った際に購入していたので、
倉庫に眠っているものを出してこようと思います。
お恥ずかしいことに存在を忘れていました^^;

オルトランについては、
適用害虫に記載がなかったことと、
ネット上では効き目がないという話だったので、
対ハダニには使用していませんでした。

当初、スリップスと区別がつかなかったので、
類似薬でアドマイヤーを使用したことがありますが、
これはあまり効き目はなかったように思います。

オルトランも眠っていると思うので、
ぜひ使ってみたいと思います。

当初、ユーカリは酸性用土に合うのか、
アルカリ用土に合うのかが不明で、
御ブログを参考に、冬に牡蠣殻石灰を播いてみたのですが、
ユーカリはもろに酸性用土の方が都合が良かったようです。

最近知ったところによると、
オーストラリアの植物は鉄分欠乏症になりやすいようなので、
用土をアルカリ寄りにすると、鉄分吸収が弱くなって、
欠乏症になりやすいということです。

植物は多種多様、、、日々勉強ですね。
今後ともよろしくお願いいたします!

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by koaramate
(2012/10/10 20:13)
ハーブティー用に育てていて尚かつ使える農薬と言うことは万が一間違えて使っても大丈夫なくらい効き目が少ないと言うことです。
決して効かないと言うことではありません。

しかし、口にするものでないのならダイジストン(もう販売していないのかな?)のように使用規制がかかるほどのものでないとハッキリとした効き目は期待できないのが現実です。

最近は、薬剤散布1つとっても近隣の耕作地への景況まで考えさせられるので農業従事者にとっては非常に住みにくい時代になっています。
減農薬野菜のようにすれば産直の販売所では売りやすいのでしょうが、最初から迷惑な話です。
ちなみに、今くらいからコガネムシの幼虫が活発に動き出します。オルトランは結構効果的ですよ。

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by eucalyptus_k
(2012/10/11 01:03)
こあら師匠、こんばんは!
オルトランは初期に使っていたのですが
最近はアドマイヤーに変えていました。
アドマイヤーも粒剤ですがあまり効果は変わりませんか?

ダイジストンは農協で手に入るみたいです。
おっしゃるように効き目は最高みたいですが、
劇物扱いですし、あくまでもハーブ利用を考えていることと、
子供がいることと集団住宅であることを踏まえると、
とても使おうとは思えない現状です。

あと目には見えないですが、
新芽を変形させてしまう、ホコリダニというのも、
なぜかtorquataを中心に激しい被害に合っています。

なかなかにダニは厄介ですね。。。

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