ユーカリの薫るベランダで[Mobile版]
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ユーカリ育成ブログです。タネを輸入して150種以上のユーカリを育てています。 By eucalyptus_k
by koaramate
(2013/01/28 23:45)
営利生産者の視点から言えば、何としても発芽したものを販売にまでこぎつけたいと言う種類。
解りやすく言えば、発芽率が悪い・タネの値段が驚くほど高いと言う種類はかなりの率でスリット鉢へ定植。
成長が早く比較的安価で販売出来るような種類で注文の多いもの ビミナリス・ポリアンセモス・グニーなどは旧来のポリポットを使うことが多いですね。

7号や8号鉢になると1個400円近くなり中にはそれを超えるものまで出てきます。

樹高を大きく育てたいものは特に鉢や用土がある程度の重さがないと、生長した苗に風が当たるだけで倒れるというようなことになりかねません。

ちなみに、最近ゼオライトの細粒が手に入りにくく、ウチでは小指の爪の3分の1程度の大きさのものを使用しています。

用土が軽すぎたり水はけが良すぎて鉢の重さが失われると本当にあっと言う間に倒れてしまいます。1回倒れると、どれだけ損が出るのか?
仰々しく言うと、経済損失と精神的ダメージは計り知れないものです。

用土に黒曜石などのホワイトロームやパーライトと言ったものを多く混ぜ込むと水分の排出が早くなるので根の張りが見違えるほどよくなります。
と言うことは、水切れが早くなると言うことですが・・・。

また、家の栽培場で利用している水は95パーセント以上の確率で会社に作った掘り抜きの井戸からわき出る水です。

この水は、かなり鉄分が多く飲料用には適さないもの(もちろん飲めます)ですがこれが幸を奏しているのかeucalyptus_kさんのように鉄分の心配は余りしなくても良いようです。
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