ユーカリの薫るベランダで[Mobile版]
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ユーカリ育成ブログです。タネを輸入して150種以上のユーカリを育てています。 By eucalyptus_k
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計算違いだった台風の結果
コメント(2件) 2013/09/16 14:31
カテゴリ:ユーカリ(栽培実績)
昨晩から今朝にかけて
近畿圏でも台風が近くを通りました。

大阪は直撃ではなかったものの、
かなり強烈な風が吹き荒れ、
近所の用水路の近くなどでは、
床上浸水などが発生して大変でした。

いつもこのくらい台風の影響がある場合には、
鉢を移動させたり、危ないものは室内に移動したりなど
ある程度の防護策を実行するのですが、
今回はたまたま何の防護策も行いませんでした。

というのも私の計算が大きく狂っていたからで、
近畿圏に最も台風が接近したのは、
9/16の朝方だったのですが、
9/15の昼ごろとかなり古い情報で認識していたためです。

9/15の昼は風こそ強かったものの、
ほとんど荒れることもなかったので、
台風は大きくそれたのかなと勝手に思っていました。

ところが当初の予定よりも大きく遅れていたようで、
気づいたのは9/16の夜中1時ごろでした。

もうこの頃にはかなりの暴風が吹き荒れ、
暗い中、鉢などを移動させるのは余計に危険なので、
一か八か新しい配置体制にかけることにしました。

というのも以前は、
かなり無理のある、株の配置をしていたので、
台風が近くを通るだけでもかなり厳戒態勢でしたが、
先日、様々な機材を購入して、
しっかりとした安全なレイアウトに改善していました。

一か八かこの新レイアウトにかけてみることにして、
ユーカリに「頑張ってくれ!」と一声かけて、
敢えてベランダを注視しないように床につきました。

それでも、以前台風がかなり直撃に近かったときには、
退避場所に置いていた二股のラベンダーが、
完全に二つに裂けていたりしたので、
それはそれは気が気ではありませんでした。

そして今朝、台風が通り過ぎて、
風も穏やかになった頃、恐る恐る様子を見てみると、、、

大きな2m級の鉢はいくつか倒れていましたが、
これは全て近くに寄り掛かるものがあるため、
完全に倒れることはなく、
30度くらいの角度で互いに寄りかかり合っている状態で
根もパンパンなので土がこぼれることもなし。

その他の心配な風の強い場所の鉢も、
少し回転しているものはありましたが、
しっかりとスクラムを組んでいるので転倒はゼロ。

いくつか支柱に括りつけたビニ帯が外れていて、
だらんとしているのがある程度でした。

一番心配だった蕾の付いている株も全く問題なし!

私の計算違いで危機を迎えたユーカリたちは、
何とか全て無事に台風を乗り切ることができました。

今まで高層階特有の強風に
度々悩まされてきた私の小さな知恵ですが、

・風の強い場所ではしっかりと鉢同士でスクラムを組むこと
・ビニ帯は少し緩めに付けておくこと
・支柱はあまりガチガチに組まず上部には遊びを設けておくこと

これでかなり転倒を防ぐことができるはずです。

ただし、遊びがあるため、
葉同士がかなり激しくお互いをはたき合うので、
銀葉の綺麗な品種や蕾のある品種などは、
激しく傷んで、銀色が剥げたり、
蕾が取れてしまったりするので、
そのような株は素直に取り込んだ方が良いですね。

何はともあれ、かなり焦りましたが、、、
結果良好で何よりでした。
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