ユーカリの薫るベランダで[Mobile版]
since 2009.01.09
ユーカリ育成ブログです。タネを輸入して150種以上のユーカリを育てています。 By eucalyptus_k
【ユーカリ紹介-67】ユーカリ・セファロカルパ (Eucalyptus cephalocarpa)
続きまして第67回目は
銀丸葉(cinerea)や銀世界(pulverulenta)の兄弟分で
少し厚めの白銀丸葉がとても美しく
現地でもほぼ入手困難で超級レアな
ユーカリ・セファロカルパです。
◎ユーカリ・セファロカルパ
【学名:Eucalyptus cephalocarpa】
【英名:Silver Stringybark / Mealy Stringybark】
日本でとても人気があり、良く見かけるユーカリに
銀丸葉ユーカリ(cinerea)があります。
それと良く似た銀丸葉系のユーカリで
銀世界ユーカリ(pulverulenta)があります。
実はこのcinereaは、
一部ではpulverulentaの変種扱いされることもあり、
pulverulenta var. lanceolata
という変種名を持っています。
このようにこれらの銀丸葉ユーカリたちは、
学術上、とても密接に関係し合っているようです。
そしてもう一つ、これらに良く似た銀丸葉系のユーカリで
cinerea var. multifloraという
cinereaの変種名を持つユーカリがあります。
それが今回ご紹介するcephalocarpaです。
当時、cinereaが大好きで銀葉マニアだった私は、
是非ともこのcinereaの兄弟分である
cephalocarpaを育ててみたくなり、
タネを探し始めることにしました。
ところがこのcephalocarpaは、
現地でも手に入れることが非常に困難で
超級にレアな品種だったため、
大手のタネ屋全てに匙を投げられました。
それでもとにかく諦めずに
小さなタネ屋も含めて各国にアプローチしました。
結局そのアプローチの中でも
cephalocarpaのタネは見つかりませんでしたが、
この機会が多くのタネ屋と
コネクションを持つきっかけにもなりました。
最終的に海外向けにホームページを持ち、
販売方法も確率されているようなタネ屋は
ほぼ当たりつくしたと思います。
その数は軽く50店は超えていたでしょう。
それでもcephalocarpaのタネは、
全く見つけることができませんでした。
そして今度はタネ屋ではなく、オーストラリアの
SeedBankに直接当たることにしました。
SeedBankとはタネを扱う地元の機関で
小さなものでは、田舎の農協のようなものですので、
ホームページなどがほとんど存在せず、
メールアドレスのみ公開といったところばかりでした。
そのようなところでも、挫けずに
唐突にメールを送ってコンタクトをとりました。
cephalocarpaはVictoria州南部の沿岸部の
比較的狭い地域に自生しているユーカリなので、
もちろんその生息地のSeedBankを中心に当たりました。
そして探し始めて1年以上が経過した頃、
やっとのことでタネを見つけることができました。
※その時の詳細はこちらの記事をご覧ください。
そしていざ育ててみたcephalocarpaは、
樹形やパッと見の形状はcinereaに似て、
葉の分厚さと質感はpulverulentaに似て、
葉の大きなところはgoniocalyxに似てと、
それぞれの中間のような外観でした。
葉の白みは残念ながらcinereaや
pulverulentaには及びませんが、
それでもなかなかに美しい銀葉を持っています。
実際の質感としては、少し光沢のある葉に、
スモークをかけたように粉を吹いている感じで、
少し離れてみると美しい銀葉に、
近くで見ると鮮やかなエメラルド色に見えます。
最も葉の質感が良く似ているのは
gamophyllaやmelanophloiaです。
cephalocarpaは、とにかく小さな内からかなりの大葉で、
新芽部分も含めて非常に肉厚な葉が特徴です。
goniocalyxに似て、葉の丸みもかなり強くなります。
茎についてはcinereaと同様に
激しく粉を吹いており
突起がありザラザラしています。
このcephalocarpaは20m程度の
Tree型(木立型)の立派な樹木に成長します。
大体cinereaと同程度の大きさです。
英名にStringybark(筋張った樹皮)とありますが、
樹皮は下の写真のような外観で、
その繊維がトゲや糸のように剥ける
非常にゴツゴツして毛羽立った形状をしています。
何だか木のすい針が指に刺さりそうな感じです。
樹皮の感じは少しcinereaにも似ていますが、
Mealyの英名にもあるように、
樹皮はパサパサ、モロモロしている感じで
赤茶色が強いcinereaの樹皮よりも
灰色が強く、さらにゴツゴツしています。
大きな樹木にまで育つと、銀葉ではありますが、
cephalocarpaも他のユーカリと同じように、
葉が槍の先のような細葉へと変化することになります。
Victoria州南部はかなり冷涼湿潤で、
日本で言うと東北や北海道の暖地のような感じです。
そのため、暑さには弱いですが、
過湿には比較的強く、夏の蒸れにさえ気をつければ、
日本でも比較的育てやすいユーカリが多く生息しています。
このcephalocarpaの性質ですが、
その例に漏れず、夏の暑さは余り得意ではありません。
今のところ色素が酷く抜けて、葉に枯れが出るといった
酷い高温障害の症状は発生していませんが、
夏場は全体的に白みが少なくなり、
葉色は薄い黄緑色に変化するという、
軽い高温障害の症状が出ることがあります。
基本的には涼しい季節メインで成長を進め、
最も激しい成長期には、cinereaと
同程度の激しさで成長を進めますが、
高温多湿な大阪などで育てると、
その成長の期間がかなり短いため、
年間で見るとcinereaよりも遥かに成長は遅くなります。
夏場は上記の軽い高温障害の症状もあって、
ほとんど成長を進めることはなくなります。
前評判の過湿耐性についてですが、
これは恐らくかなり強い方であると思います。
ただし、暑さに弱いという性質があるため、
夏場の過湿には少し注意が必要になります。
逆に涼しい季節や寒い季節の過湿については、
少しくらい水をやり過ぎても心配はいりません。
過湿耐性を兼ね備えたcephalocarpaですが、
実はそこまで水食いというわけではありません。
どちらかというとcinereaやpulverulentaよりも控え目で、
perrinianaやurnigeraと同程度の吸水量なので、
耐性があるとはいっても、乾燥気味に管理した方が良いでしょう。
兄弟分のcinereaやpulverulentaと大きく異なるのは、
非常に日光が好きで、日照が不足していると
著しくパフォーマンスが低下するというところです。
半日陰程度でも問題なく育てられるcinerea等に対して、
cephalocarpaは、半日陰程度では
びっくりするほどパフォーマンスが落ちます。
日照が足りないと貧弱な葉を生成する他の品種とは少し異なり、
cephalocarpaは、ほとんど成長が進まなくなります。
高温多湿が加わると、古い葉に枯れが出ることもあります。
また、激しいうどんこ病の被害が出ることもあります。
育て方として最も近いのはurnigeraで、
終日直射日光がふんだんに当たる場所がベストです。
夏場の休眠期には少し遮光をしたり、
涼しい場所に移動するのもありでしょうが、
酷い高温障害の症状が出ることもないので、
基本的には日光ガンガンの場所で育てた方が良いです。
cephalocarpaやurnigeraは、東AZのユーカリの中では、
びっくりするほど日光を必要とする品種なので、
我が家のような日照の悪いベランダでは、
なかなか厄介な存在です。
現在も西AZのユーカリに紛れて、
最も日照の良い場所に置いています。
ただ、cephalocarpaは決して難しいユーカリではなく、
日照の良い場所さえ確保できるのであれば、
成長が少し控え目なcinereaとして育てられます。
cephalocarpaの耐寒性についてですが、
かなり強い方で-10℃程度まで耐えられるようです。
これはVictoria州南部のユーカリでは比較的弱い方ですが、
それでも大阪の冬などものともしません。
冬場は薄紫色に紅葉して中々に美しいです。
葉が分厚くしっかりしているので、
寒風にもそこそこ耐えることができます。
また前述したように、かなりの過湿耐性を持つので、
冬場はcinereaよりもさらに安心して管理できます。
気になるcephalocarpaの香りについてですが、
シネオールベースで柑橘系の香りがかなり強いです。
最も良く似ているのは、morrisbyiで、
pulverulentaの香りをベースに
さらに柑橘系の香りを強くしたような
非常に爽快で誰もが好きになれる良い香りです。
精油成分にはリモネンという
レモンの皮に含まれる成分が多いため、
ミカン系よりもレモン系の香りが強くなっています。
香りはcinereaと同程度で、
弱くもなく強くもないという感じですが、
葉が非常に分厚くしっかりしているため、
葉を軽くこする程度ではほとんど香ることはありません。
葉を千切ったり、クラッシュしたときに強く香ります。
白みはcinereaやpulverulentaよりも控え目ですが、
また違った粉の吹き方をしている
cephalocarpaの銀葉には独特の美しさがあります。
かなりのユーカリマニアでもない限り、
無理をして育てることはないのかもしれませんが、
超級にレアな品種のため、
この日本で育てているだけでも満足感があります。
このような超級レアなユーカリを
日本で手に入れる手段は通常ですと皆無ですが、
以前、cinereaのバージョン違いとして、
親愛なるこあら師匠にタネをプレゼントしました。
ということで、現在、親愛なるこあら師匠の農場では
いくつか在庫をお持ちのことと思いますので、
育ててみたい方にはご紹介することができます。
私のところには、まだたくさんタネが余っていますが、
次回のタネの入手は未知数で、
同じSeedBankでまた手に入るかはわかりません。
もしタネから育てたい方がいらっしゃったら
安価でタネをお分けすることもできます。
とにかく銀葉ユーカリが好きで、
cephalocarpaを育ててみたい方がいらっしゃったら、
今がそのチャンスになります!
cephalocarpaは、恐らく私がこのブログで
名前を出して紹介しているユーカリの中では、
vernicosa/olidaなどと並んで、
間違いなくトップクラスのレア度でしょう。
銀葉好きには是非とも育ててみて欲しいcephalocarpa。
その独特の銀葉に魅せられてみませんか?
------------------------------
<栽培難易度:B>
香良さ:★★★★
香強さ:★★★
成長力:★★★
要水分:★★★
耐過湿:★★★★★
耐水切:★★★
耐日陰:★★
耐移植:★★★★
耐寒性:★★★★
耐暑性:★★
耐病虫:★★
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※A簡単~E難しい / A+...Aより少し難しい
銀丸葉(cinerea)や銀世界(pulverulenta)の兄弟分で
少し厚めの白銀丸葉がとても美しく
現地でもほぼ入手困難で超級レアな
ユーカリ・セファロカルパです。
◎ユーカリ・セファロカルパ
【学名:Eucalyptus cephalocarpa】
【英名:Silver Stringybark / Mealy Stringybark】
日本でとても人気があり、良く見かけるユーカリに
銀丸葉ユーカリ(cinerea)があります。
それと良く似た銀丸葉系のユーカリで
銀世界ユーカリ(pulverulenta)があります。
実はこのcinereaは、
一部ではpulverulentaの変種扱いされることもあり、
pulverulenta var. lanceolata
という変種名を持っています。
このようにこれらの銀丸葉ユーカリたちは、
学術上、とても密接に関係し合っているようです。
そしてもう一つ、これらに良く似た銀丸葉系のユーカリで
cinerea var. multifloraという
cinereaの変種名を持つユーカリがあります。
それが今回ご紹介するcephalocarpaです。
当時、cinereaが大好きで銀葉マニアだった私は、
是非ともこのcinereaの兄弟分である
cephalocarpaを育ててみたくなり、
タネを探し始めることにしました。
ところがこのcephalocarpaは、
現地でも手に入れることが非常に困難で
超級にレアな品種だったため、
大手のタネ屋全てに匙を投げられました。
それでもとにかく諦めずに
小さなタネ屋も含めて各国にアプローチしました。
結局そのアプローチの中でも
cephalocarpaのタネは見つかりませんでしたが、
この機会が多くのタネ屋と
コネクションを持つきっかけにもなりました。
最終的に海外向けにホームページを持ち、
販売方法も確率されているようなタネ屋は
ほぼ当たりつくしたと思います。
その数は軽く50店は超えていたでしょう。
それでもcephalocarpaのタネは、
全く見つけることができませんでした。
そして今度はタネ屋ではなく、オーストラリアの
SeedBankに直接当たることにしました。
SeedBankとはタネを扱う地元の機関で
小さなものでは、田舎の農協のようなものですので、
ホームページなどがほとんど存在せず、
メールアドレスのみ公開といったところばかりでした。
そのようなところでも、挫けずに
唐突にメールを送ってコンタクトをとりました。
cephalocarpaはVictoria州南部の沿岸部の
比較的狭い地域に自生しているユーカリなので、
もちろんその生息地のSeedBankを中心に当たりました。
そして探し始めて1年以上が経過した頃、
やっとのことでタネを見つけることができました。
※その時の詳細はこちらの記事をご覧ください。
そしていざ育ててみたcephalocarpaは、
樹形やパッと見の形状はcinereaに似て、
葉の分厚さと質感はpulverulentaに似て、
葉の大きなところはgoniocalyxに似てと、
それぞれの中間のような外観でした。
葉の白みは残念ながらcinereaや
pulverulentaには及びませんが、
それでもなかなかに美しい銀葉を持っています。
実際の質感としては、少し光沢のある葉に、
スモークをかけたように粉を吹いている感じで、
少し離れてみると美しい銀葉に、
近くで見ると鮮やかなエメラルド色に見えます。
最も葉の質感が良く似ているのは
gamophyllaやmelanophloiaです。
cephalocarpaは、とにかく小さな内からかなりの大葉で、
新芽部分も含めて非常に肉厚な葉が特徴です。
goniocalyxに似て、葉の丸みもかなり強くなります。
茎についてはcinereaと同様に
激しく粉を吹いており
突起がありザラザラしています。
このcephalocarpaは20m程度の
Tree型(木立型)の立派な樹木に成長します。
大体cinereaと同程度の大きさです。
英名にStringybark(筋張った樹皮)とありますが、
樹皮は下の写真のような外観で、
その繊維がトゲや糸のように剥ける
非常にゴツゴツして毛羽立った形状をしています。
何だか木のすい針が指に刺さりそうな感じです。
樹皮の感じは少しcinereaにも似ていますが、
Mealyの英名にもあるように、
樹皮はパサパサ、モロモロしている感じで
赤茶色が強いcinereaの樹皮よりも
灰色が強く、さらにゴツゴツしています。
大きな樹木にまで育つと、銀葉ではありますが、
cephalocarpaも他のユーカリと同じように、
葉が槍の先のような細葉へと変化することになります。
Victoria州南部はかなり冷涼湿潤で、
日本で言うと東北や北海道の暖地のような感じです。
そのため、暑さには弱いですが、
過湿には比較的強く、夏の蒸れにさえ気をつければ、
日本でも比較的育てやすいユーカリが多く生息しています。
このcephalocarpaの性質ですが、
その例に漏れず、夏の暑さは余り得意ではありません。
今のところ色素が酷く抜けて、葉に枯れが出るといった
酷い高温障害の症状は発生していませんが、
夏場は全体的に白みが少なくなり、
葉色は薄い黄緑色に変化するという、
軽い高温障害の症状が出ることがあります。
基本的には涼しい季節メインで成長を進め、
最も激しい成長期には、cinereaと
同程度の激しさで成長を進めますが、
高温多湿な大阪などで育てると、
その成長の期間がかなり短いため、
年間で見るとcinereaよりも遥かに成長は遅くなります。
夏場は上記の軽い高温障害の症状もあって、
ほとんど成長を進めることはなくなります。
前評判の過湿耐性についてですが、
これは恐らくかなり強い方であると思います。
ただし、暑さに弱いという性質があるため、
夏場の過湿には少し注意が必要になります。
逆に涼しい季節や寒い季節の過湿については、
少しくらい水をやり過ぎても心配はいりません。
過湿耐性を兼ね備えたcephalocarpaですが、
実はそこまで水食いというわけではありません。
どちらかというとcinereaやpulverulentaよりも控え目で、
perrinianaやurnigeraと同程度の吸水量なので、
耐性があるとはいっても、乾燥気味に管理した方が良いでしょう。
兄弟分のcinereaやpulverulentaと大きく異なるのは、
非常に日光が好きで、日照が不足していると
著しくパフォーマンスが低下するというところです。
半日陰程度でも問題なく育てられるcinerea等に対して、
cephalocarpaは、半日陰程度では
びっくりするほどパフォーマンスが落ちます。
日照が足りないと貧弱な葉を生成する他の品種とは少し異なり、
cephalocarpaは、ほとんど成長が進まなくなります。
高温多湿が加わると、古い葉に枯れが出ることもあります。
また、激しいうどんこ病の被害が出ることもあります。
育て方として最も近いのはurnigeraで、
終日直射日光がふんだんに当たる場所がベストです。
夏場の休眠期には少し遮光をしたり、
涼しい場所に移動するのもありでしょうが、
酷い高温障害の症状が出ることもないので、
基本的には日光ガンガンの場所で育てた方が良いです。
cephalocarpaやurnigeraは、東AZのユーカリの中では、
びっくりするほど日光を必要とする品種なので、
我が家のような日照の悪いベランダでは、
なかなか厄介な存在です。
現在も西AZのユーカリに紛れて、
最も日照の良い場所に置いています。
ただ、cephalocarpaは決して難しいユーカリではなく、
日照の良い場所さえ確保できるのであれば、
成長が少し控え目なcinereaとして育てられます。
cephalocarpaの耐寒性についてですが、
かなり強い方で-10℃程度まで耐えられるようです。
これはVictoria州南部のユーカリでは比較的弱い方ですが、
それでも大阪の冬などものともしません。
冬場は薄紫色に紅葉して中々に美しいです。
葉が分厚くしっかりしているので、
寒風にもそこそこ耐えることができます。
また前述したように、かなりの過湿耐性を持つので、
冬場はcinereaよりもさらに安心して管理できます。
気になるcephalocarpaの香りについてですが、
シネオールベースで柑橘系の香りがかなり強いです。
最も良く似ているのは、morrisbyiで、
pulverulentaの香りをベースに
さらに柑橘系の香りを強くしたような
非常に爽快で誰もが好きになれる良い香りです。
精油成分にはリモネンという
レモンの皮に含まれる成分が多いため、
ミカン系よりもレモン系の香りが強くなっています。
香りはcinereaと同程度で、
弱くもなく強くもないという感じですが、
葉が非常に分厚くしっかりしているため、
葉を軽くこする程度ではほとんど香ることはありません。
葉を千切ったり、クラッシュしたときに強く香ります。
白みはcinereaやpulverulentaよりも控え目ですが、
また違った粉の吹き方をしている
cephalocarpaの銀葉には独特の美しさがあります。
かなりのユーカリマニアでもない限り、
無理をして育てることはないのかもしれませんが、
超級にレアな品種のため、
この日本で育てているだけでも満足感があります。
このような超級レアなユーカリを
日本で手に入れる手段は通常ですと皆無ですが、
以前、cinereaのバージョン違いとして、
親愛なるこあら師匠にタネをプレゼントしました。
ということで、現在、親愛なるこあら師匠の農場では
いくつか在庫をお持ちのことと思いますので、
育ててみたい方にはご紹介することができます。
私のところには、まだたくさんタネが余っていますが、
次回のタネの入手は未知数で、
同じSeedBankでまた手に入るかはわかりません。
もしタネから育てたい方がいらっしゃったら
安価でタネをお分けすることもできます。
とにかく銀葉ユーカリが好きで、
cephalocarpaを育ててみたい方がいらっしゃったら、
今がそのチャンスになります!
cephalocarpaは、恐らく私がこのブログで
名前を出して紹介しているユーカリの中では、
vernicosa/olidaなどと並んで、
間違いなくトップクラスのレア度でしょう。
銀葉好きには是非とも育ててみて欲しいcephalocarpa。
その独特の銀葉に魅せられてみませんか?
------------------------------
<栽培難易度:B>
香良さ:★★★★
香強さ:★★★
成長力:★★★
要水分:★★★
耐過湿:★★★★★
耐水切:★★★
耐日陰:★★
耐移植:★★★★
耐寒性:★★★★
耐暑性:★★
耐病虫:★★
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※A簡単~E難しい / A+...Aより少し難しい