ユーカリの薫るベランダで[Mobile版]
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ユーカリ育成ブログです。タネを輸入して150種以上のユーカリを育てています。 By eucalyptus_k
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シネレア(cinerea)とアーニゲラ(urnigera)
コメント(0件) 2014/05/19 16:50
カテゴリ:ユーカリ(品種知識)
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最近、オススメのユーカリに関する
お問い合わせが増えてきています。

やはり銀丸葉のユーカリというのは
根強い人気があります。

もちろんオススメの代表格として、
そのままの名を持つ、銀丸葉ユーカリcinereaは、
メジャーではあっても一押しのユーカリです。

そしてそのcinereaに良く似た、
美しい銀丸葉ユーカリに
urnigeraというユーカリがあります。

この2種の違いに関する説明は
文章ではなかなか難しいところがあります。

百聞は一見にしかずということで、
ちょっと写真で見比べてみたいと思います。

まずは元祖銀丸葉のcinereaです。

fancybox記事321の画像1

fancybox記事321の画像2

想像通りに銀葉が美しいです。

全体的に粉を吹いたような外観と、
新芽は少しエメラルド色に近いような色になります。

古い下葉も粘り強く粉を吹いていて、
全体的には緑色が強いような感じです。


次にurnigeraです。

fancybox記事321の画像3

fancybox記事321の画像4

fancybox記事321の画像5

楕円の葉が多いですが、
大きな真丸葉もたくさん生じてきます。

色的にはcinereaよりも青みが強く、
水色に近いような色になることが多いです。

古い下葉は粉が薄くなっていくものもありますが、
やはり青色が強く、青緑色のような感じです。


総合的に見ると、urnigeraは、
色や葉の質感(若干ザラザラ)などで、
gunniiの特徴に近くなっているように思います。

gunniiの亜種に、白みが強く、
葉の丸みが出やすいものがありますが、
個体差によっては、このgunniiの亜種と、
urnigeraの識別が難しくなることもあります。

大きく育ってからの話ですが、
どちらも白銀の槍型葉になるところは同じです。

ただcinereaは20m弱くらいにまで育ち、
樹皮は赤茶色の毛羽立った質感になりますが、
urnigeraは、15m以下くらいの樹高で、
樹皮は激しく剥けて、白みの強いものになります。

またTree(木立型)の性質が強いcinereaに対して、
urnigeraMallee(灌木型)の性質も強く、
urnigeraの方が脇芽をたくさん出すことが多いです。

育て方については、cinereaの方が湿潤を好み、
urnigeraの方が乾燥を好み、日照が重要となります。

日照の良い場所で育てる場合には、
どちらも比較的楽に育てられると思います。

どちらも非常に銀葉の美しい、
オススメのユーカリです!

urnigeraはレア度が高いユーカリですが、
今なら購入できる農場があります。

最後に番外編としてmacrocarpaです。
丸葉ではありませんが、
これも際立って銀葉が美しいユーカリです!

fancybox記事321の画像6
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