ユーカリの薫るベランダで[Mobile版]
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ユーカリ育成ブログです。タネを輸入して150種以上のユーカリを育てています。 By eucalyptus_k
by eucalyptus_k
(2014/08/28 23:46)
まなぴぃさん、こんばんは!

Eucalyptus macarthuriiについて調べてみました。

確かに最も酢酸ゲラニルの含有量の多いユーカリのようです。
我が家にも酢酸ゲラニルを多めに含むユーカリが一種ありますが、
ちょっと石鹸系の香りがするなあと言ったイメージです。

タネですが園芸品種としては多数出回っているようで、
私の良く購入する大体のタネ屋には在庫がありました。
もし手に入らないことがあればご一報ください。
価格はパケットが$AU2.50、5gが$AU12.50くらいでした。

このmacarthuriiのように自生種は天然記念物級なのに、
園芸品種としてタネだけは良く出回っているものがあります。
例えばオススメユーカリのcrenulataなども自生種は超希少です。

ちなみに世界遺産というのはブルーマウンテンズのことでしょうか?
ここは結構日本でもありふれたメジャーなユーカリの宝庫です。
例えば超メジャーな銀世界ことpulverulentaもここに自生しています。

よってmacarthuriiは高山植物というほどのものではなく、
私が育てている多くの冷涼を好むユーカリと同じ感じです。
本当の高山植物になるユーカリは標高2500m以上に生息している、
vernicosaやalpina、cocciferaなどになります。
※これらは若干癖があります。。。

栽培ガイドによると、macarthuriiは私の育てている
aggregataというユーカリととても似た性質を持っているようです。
またmacarthuriiもaggregataも冷涼な湿地帯生息種になります。

参考までにaggregataを育てた所見をお伝えするならば、
かなり涼しい季節に成長を進めて、暑い季節は控え目、
あまりに暑すぎると高温障害の症状が出ることもありますが、
そこまで酷くなることはありません。
比較的日光が好きな方で半日陰以上推奨、
かなりの水食いで特に成長期の吸水量は激しいといった感じです。

もしよろしければご参考までによろしくお願いします。
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