ユーカリの薫るベランダで[Mobile版]
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ベランダでの蕾の近況まとめ
コメント(0件) 2015/05/27 15:03
カテゴリ:ユーカリ(花と蕾)
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現在、我が家のベランダには
蕾を付けているユーカリがいくつかあります。

先日紹介させていただきましたが、
先行してcaesia ssp.magna/torwood
そしてdecipiens ssp. adesmophloiaが開花済みです。

今日はこれから開花を
期待できる品種についてご紹介します。

まず最も開花が差し迫っているのが、
ユーカリ中でも美しいピンク色の花が評判の
Eucalyptus torquataです。

fancybox記事366の画像1

もう蕾が真っ赤に色づいてきていて
数日後には開花しそうな勢いです。

fancybox記事366の画像2

良く見てみるともうキャップの外れた
開花寸前の蕾もあるようですね。

torquataは実家の庭では何度か開花していますが、
我が家のベランダで開花するのは今回が初めてになります。

恐らく次の開花情報は
torquataになるのではないでしょうか。


次はEucalyptus woodwardiiです。
woodwardii鮮やかな黄色の花を咲かせる品種です。

実は過去に何度も蕾が付いたことがあったのですが、
こちらの記事で解説しているように、
woodwardii非常に脆く折れやすいユーカリです。

そのためマンション高層階特有の強風により、
毎回全ての蕾が落ちてしまっていました。

ところが今回は蕾がたった一つだけ残っています。
春先にもかなりの強風が吹き荒れましたが、
この蕾は丈夫なようで、落ちずに成長を続けています。

fancybox記事366の画像3

ユーカリの中ではそれなりに大きな蕾です。
本来であれば蕾は4~7個セットで付くのですが、
他の蕾はすでに落ちてしまいました。

先端が尖り始めているので、
うまくいけば夏前には開花するでしょうか?

とにかく本当に脆いユーカリなので、
まだまだ蕾が落ちないように注意が必要です。

fancybox記事366の画像4

woodwardiiの先端部分を良く見てみると、
びっくりすることにたくさんの花芽が付いています。

woodwardiiの新芽は真っ直ぐに尖っているので、
この脇から出ているものは全てが花芽になります。

フルタイム直射日光の環境で栽培すれば、
恐らくこの花芽は秋頃に開花することになります。

ところが我が家のベランダでは日照不足のため、
この花芽が開花するのは、大きく遅れて、
年を越した後になる可能性が非常に高いです。

栽培環境のせいで、開花までに時間がかかってしまうのも
ベランダでの開花実現の難しさの一つになっています。

fancybox記事366の画像5

今年は例年よりも多くの花芽が付いているので、
できる限りたくさんの蕾を残したいものです。


次はベランダで毎年開花を続けてくれている
Eucalyptus pleurocarpaです。

fancybox記事366の画像6

pleurocarpaは株の先端部分に花芽を付けます。
蕾は白みが強くて、面白い形をしています。
またその花も存在感があって美しいです。

fancybox記事366の画像7

とにかくpleurocarpaはその外観も美しく、
非常に低樹高でも開花しやすいので、
魅力満点で人気のユーカリです。

開花の時期は初夏で、
大阪では6月下旬~7月くらいです。


次はpleurocarpaの兄弟分Eucalyptus extricaです。
こちらもベランダで毎年開花を続けてくれています。

fancybox記事366の画像8

extricapleurocarpaと同様に
株の先端部分に花芽を付けます。

ところが以前は同じ品種として扱われていた
pleurocarpaとは全く異なった形状の蕾を付け、
異なった花を咲かせます。

色も形状もサイズもpleurocarpaより遥かに質素で、
花も咲いているのに気づかない程に小さな白い花です。

extricaのような小さな白い花は
ユーカリ全体でのスタンダードな花といえます。

開花の時期はpleurocarpaと同じ初夏になります。


最後は激レア品種のEucalyptus pimpinianaです。

fancybox記事366の画像9

このユーカリは恐らく日本では初栽培では!?
と考えられる程の激レアローカル品種です。

何とその樹高は1m程度でツツジのような
Shrub型(茂み状)に育つユーカリです。

とにかく非常にたくさんの花を咲かせる品種なので、
最初はびっくりするほどに大量の花芽が付いていました。

ところがマイナーなローカル品種で
且つ砂漠地域出身の品種のため、
日本では気候が合わないからでしょうか?

なかなか花芽の生長が進まずに、
ようやくここまで大きくなってくれました。

うまくいけば初夏~秋口に開花するかもしれません。

初めて花芽が付いたのが昨年の初夏なので、
実に一年近くも開花せずに細々と成長を続けていました。

最初にあったたくさんの花芽は、
マンション高層階特有の強風により、
その数をかなり減らしています。

fancybox記事366の画像10

また写真を良く見てみると、
本来8個セットで花が咲くはずなのですが、
いくつかの蕾が取れてしまった後があります。

文献によると開花時期は初夏か秋口のようなので、
何とか今年度中に開花を実現させたいものです。

花自体は黄色の花が咲くようです。


今年も嬉しいことにたくさんの蕾が付いています。
恐らくtorquataは間違いないでしょうが、
その他の蕾も無事に開花してほしいものです。

やっとマトモに花が咲くようになってきた
ユーカリの薫るベランダでした
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