ユーカリの薫るベランダで[Mobile版]
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脆いユーカリ「Eucalyptus woodwardii」
コメント(0件) 2012/12/13 12:43
カテゴリ:ユーカリ(品種知識)
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Eucalyptus woodwardii
というユーカリがあります。

このユーカリは西AZの半砂漠地帯に生息し、
眩しいほどに黄色い花を咲かせるため、
Lemon-Flowered Gumという英名を持っています。

fancybox記事261の画像1

黄色い花は2m以内の鉢植えでも咲かせることができ、
花が咲かなくても、その銀葉はユーカリ中でも屈指の白さで
ビックリするほどに美しい外観を持っています。

fancybox記事261の画像2

上の写真の葉は、手でベタベタ触った後のものですが、
それでもまだ、たくさん白い粉が付いています。

このwoodwardiiは、とても強く良い香りを持っています。

香り自体は、globulusととてもよく似ており、
globulusのスーッとするシネオール分を
かなり控えめにして、甘みを強くしたような感じです。

葉を少し手で触っただけでも強く香り、
葉を手で持っていると、指がすぐにベトベトになるほど、
精油の含有量も多いようです。

香りの強さもglobulusに匹敵するほどです。
これはユーカリの中では、トップクラスに香りが強い部類になり、
woodwardiiは、さながら西AZのglobulusといった感じです。

ところがこのwoodwardiiは少し残念なことに、
日本では気候が合わずに、栽培難易度は高めです。
上手く育てるには、強烈な日光と、強い乾燥力を必要とします。

10m程度とユーカリの中では低木ですが、
それでもそこそこ大きくなるwoodwardii
ところが、気候の合わない日本での成長力はかなり控えめです。

さらに、woodwardiiには少し厄介な特徴があります。

育てて触ってみるとわかるのですが、
葉や茎全てが、とても柔らかく脆いのです。

特に茎が柔らかく、少し触った感じでは、
エレモフィラ・ニベア多肉植物のような質感です。
また、あまり茎に弾力性がありません。

そのため、我が家では少し手が当たったり、
強風に吹かれたりすると、
葉柄がポキポキ折れていきます。

fancybox記事261の画像3

先日の暴風続きの日には、
激しく葉が何かに叩きつけられたのか、
酷く傷んでいるのを見つけました。

fancybox記事261の画像4

来春には「ユーカリ紹介」に出せるかなと
思っていたのですが、もう少しかかりそうですね。。。

先日も鉢を動かす際にひじが当たっただけで、
主幹がポキッと折れてしまいました。
これは決して剪定したわけではありません。

fancybox記事261の画像5

まだまだ強風の日は続きそうなので、
風を避けられる場所へと早々に移動しました。

woodwardiiは育て方だけでなく
本当に色々とデリケートですね><;

それでも、どうしても育てたくなるほどに
とっても魅力満載のwoodwardiiでした!

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