ユーカリの薫るベランダで[Mobile版]
since 2009.01.09
ユーカリ育成ブログです。タネを輸入して150種以上のユーカリを育てています。 By eucalyptus_k
今年も枯らせてしまった!?
私の管理不行届きが原因ですが、
さすがに150種近くもあると
どうしても管理忘れが出てきます。
最近は毎年1~2種程度、
比較的大きな株を枯らせてしまいます。
最も枯らせることの多い時期は
急に湿度の上がる梅雨前後であったり、
急に水切れの早まる夏季なのですが、
今年は春先早々にやってしまいました。
品種はEucalyptus polyanthemos ssp vestita、
ポポラスの亜種で、昨今タネが
とても手に入りにくくなっているレアな品種です。
元々少し病気がちではあったので、
水分少なめで管理していましたが、
ちょっと少なすぎて水が切れてしまったようです。。。
全体を見ていただくとわかりますが、
恐らくもうこれはダメだな...と
多くの方が思われるかと思います。
葉はもうこんな感じで完全にカリカリです。
私も正直「あちゃ~」と思いました。
恐らくこの時点で破棄してしまう方もいるかもしれません。
でも余程場所に困っているのでなければ、
ユーカリの生命力を信じて、
私はしばらく置いておくことにしています。
もちろんもう葉はダメになっていますから、
蒸散は皆無に等しいので、
水遣りは過湿にならないようにごく稀に行います。
実は枯れているのを知ったのは3月頃で、
その頃には全く気づいていなかったのですが、
本当に最近、5月に入ってから、
いくつか無事な葉があることに気づきました。
正直たくさんの枯れた葉の中のわずか6枚ですが、
これは復活するぞ!!と実感した瞬間です。
そして今朝観察してみると、
数か所から新芽が出ているのを確認できました。
ここで一安心ではありますが、
気をつけるポイントがニつあります。
一つは良くお問い合わせをいただくのですが、
これらの枯れた枝葉をいつ取り除くのかという問題です。
状況に応じて様々な方法があるでしょうが、
手が当たって取れてしまうような枝葉以外、
私は一切触りません。
何故かというと、枯れているように見えても、
まだ枝が生きていることも十分にありえます。
そのような場合、無理に切り取ってしまうと、
生きている部分にまで傷をつけてしまうことになるので、
細々と復活しようとしている生命力までをも
奪ってしまう可能性があるからです。
現在出てきている新芽の成長が進み、
丁度枯れている枝葉の面積と同程度以上になり、
枯れている枝葉を隠すようになってきた頃に
そろそろ取るかという感じでのんびりやります。
これからどの程度成長が進むかわかりませんが、
極めて成長が順調であった場合は夏前、
通常であれば秋口に取り除く予定になるでしょうか。
ちなみに真夏はあまり触らない方が良いです。
もう一つの問題は新芽が安定するまでの水遣りです。
やった!復活した!と喜び勇んで
たっぷり水を与えてしまいそうになるところですが、
無事な葉はたった6枚、小さな新芽がわずか数カ所です。
葉の量で考えてみると20cm程度の小苗と同程度です。
全体的な樹高は大きく見えるのですが、
葉数自体はとても少ないので、
20cm程度の小苗を育てているかのような水遣りで、
過湿にならないように注意しながら管理します。
とはいえ、ここでまた水切れを出してしまうと、
生命力の少ない株ですから元も子もありませんので、
新芽が大きく丈夫に育つまでは少しシビアな時期になります。
この部分は私でも失敗することがあります。
自分の経験と後は株の生命力に任せるしかありません。
もし管理が万全に近くとも、
株の生命力が尽きて枯れてしまうことだってあります。
このpolyanthemos ssp vestita、
まだ復活するかはわかりませんが、
無事に復活することができた暁には
是非ともこちらでその姿を公開したいと思います。
さすがに150種近くもあると
どうしても管理忘れが出てきます。
最近は毎年1~2種程度、
比較的大きな株を枯らせてしまいます。
最も枯らせることの多い時期は
急に湿度の上がる梅雨前後であったり、
急に水切れの早まる夏季なのですが、
今年は春先早々にやってしまいました。
品種はEucalyptus polyanthemos ssp vestita、
ポポラスの亜種で、昨今タネが
とても手に入りにくくなっているレアな品種です。
元々少し病気がちではあったので、
水分少なめで管理していましたが、
ちょっと少なすぎて水が切れてしまったようです。。。
全体を見ていただくとわかりますが、
恐らくもうこれはダメだな...と
多くの方が思われるかと思います。
葉はもうこんな感じで完全にカリカリです。
私も正直「あちゃ~」と思いました。
恐らくこの時点で破棄してしまう方もいるかもしれません。
でも余程場所に困っているのでなければ、
ユーカリの生命力を信じて、
私はしばらく置いておくことにしています。
もちろんもう葉はダメになっていますから、
蒸散は皆無に等しいので、
水遣りは過湿にならないようにごく稀に行います。
実は枯れているのを知ったのは3月頃で、
その頃には全く気づいていなかったのですが、
本当に最近、5月に入ってから、
いくつか無事な葉があることに気づきました。
正直たくさんの枯れた葉の中のわずか6枚ですが、
これは復活するぞ!!と実感した瞬間です。
そして今朝観察してみると、
数か所から新芽が出ているのを確認できました。
ここで一安心ではありますが、
気をつけるポイントがニつあります。
一つは良くお問い合わせをいただくのですが、
これらの枯れた枝葉をいつ取り除くのかという問題です。
状況に応じて様々な方法があるでしょうが、
手が当たって取れてしまうような枝葉以外、
私は一切触りません。
何故かというと、枯れているように見えても、
まだ枝が生きていることも十分にありえます。
そのような場合、無理に切り取ってしまうと、
生きている部分にまで傷をつけてしまうことになるので、
細々と復活しようとしている生命力までをも
奪ってしまう可能性があるからです。
現在出てきている新芽の成長が進み、
丁度枯れている枝葉の面積と同程度以上になり、
枯れている枝葉を隠すようになってきた頃に
そろそろ取るかという感じでのんびりやります。
これからどの程度成長が進むかわかりませんが、
極めて成長が順調であった場合は夏前、
通常であれば秋口に取り除く予定になるでしょうか。
ちなみに真夏はあまり触らない方が良いです。
もう一つの問題は新芽が安定するまでの水遣りです。
やった!復活した!と喜び勇んで
たっぷり水を与えてしまいそうになるところですが、
無事な葉はたった6枚、小さな新芽がわずか数カ所です。
葉の量で考えてみると20cm程度の小苗と同程度です。
全体的な樹高は大きく見えるのですが、
葉数自体はとても少ないので、
20cm程度の小苗を育てているかのような水遣りで、
過湿にならないように注意しながら管理します。
とはいえ、ここでまた水切れを出してしまうと、
生命力の少ない株ですから元も子もありませんので、
新芽が大きく丈夫に育つまでは少しシビアな時期になります。
この部分は私でも失敗することがあります。
自分の経験と後は株の生命力に任せるしかありません。
もし管理が万全に近くとも、
株の生命力が尽きて枯れてしまうことだってあります。
このpolyanthemos ssp vestita、
まだ復活するかはわかりませんが、
無事に復活することができた暁には
是非ともこちらでその姿を公開したいと思います。