ユーカリの薫るベランダで[Mobile版]
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ユーカリ育成ブログです。タネを輸入して150種以上のユーカリを育てています。 By eucalyptus_k
by Osakano Jie
(2015/06/01 22:43)
eucalyptus_kさん、こんばんわ。

ご無沙汰しています。
我が家のpolyanthemos ssp. vestitaも主軸が枯れてしまいました。
気が付いたらという状況ですので、ここ数日の間に同じような状況になった様です。
私の場合、ポリアンセモス以外にもたくさん主軸を枯らしていますので、またかという感覚ですが、ひこばえがそこそこの大きさになっていますので、まあいいかと思っていたところに、記事を拝見しましたので、コメントを入れさせていただきました。
春先から梅雨辺りまでは、こういった枯れ方が多い時期ですよね。

最近、軽石栽培の実験で、順次軽石に植え替えしてるのですが、5月下旬に植え替えしたときに、結構根がパンパンに張っていましたのでこれも植え替えしようかどうしようかで、先延ばしにしたのが、少し残念な結果になってしまいました。

根っこパンパンも、結果的には水分不足を起こしてしまうのでしょうかね?

ちなみに毎日水やりしていたユーカリです。

写真を拝見したところ、新芽が出ているようなので、今以上に葉数は増えそうな予感がします。


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by eucalyptus_k
(2015/06/03 17:50)
Osakano Jieさん、こんにちは!
こちらこそご無沙汰しています。

私がよくやってしまうのは
梅雨時期の過湿と夏季の根の蒸れによる枯れです。
このケースでは復活の可能性はかなり低くなります。

今回のようにある程度の樹高(150cm程度)があって、
根ぐされや蒸れではなく、
このように全体的に枯れるというのは非常に珍しいです。

昨今polyanthemos ssp. vestitaは
タネが非常に手に入りにくいようですので、
復活してくれそうで安堵しました。

根づまりに関しては弱い品種と強い品種があるように思います。
スリット鉢のように根のサークリングを防げるような鉢であれば、
深刻な根詰まりの症状が出たことは5年間でまだありませんが、
通常の鉢であれば、早期に根詰まりが起こり、吸水不良が起こるようです。

この吸水不良とは、水を吸う根の集まった鉢底部はカラカラなのに、
鉢上部や中心部は湿り続けるという状態になってしまい、
水切れのサインを出しているくせに、根腐れを起こすという症状です。

育苗時にもポリポットを使用すると、この吸水不良が起こるので、
最近は育苗時にも必ずプラスチックのスリットポットを使用しています。

スリットポットはポリポットよりコストがかかりますが、
自分は苗数が必要な商用栽培を行っているわけではないので、
しっかりと用品や用土をケチらずに育苗成功率を上げた方が、
置き場所の問題も解決でき、且つ逆にコストも浮くという判断です。

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