最近かなり寒くなりましたね!
急な気温の変化には気をつけてください。
私も早速風邪を引いてしまいました。。。
急な気温の変化に気をつけるのは
ユーカリも同じなんです。
恐らく親愛なるこあら師匠のところのように
ビニルハウス栽培がメインの場合は、
まだまだ激暑の環境が続くものと思われますが、
初心者がユーカリを良く枯らすのが
今のこの時期なんです!
結論として、ユーカリが気温の変化で
ダメージを受けるのではありません。
急な気温の変化で吸水量が激減するのです。
私のように毎日、朝夕、1時間程度の
水遣り&見回りタイムを取っていると
非常に良くわかることなのですが、
思った以上に気温の変化は急激にやってきます。
常に家の中で家事をしていたり、
建物の中で仕事をしていると、
この急な気温の変化になかなか気づけないものです。
まだまだ日差しはキツイので
日中はかなり暑い感じがしていますが、
気温を計ってみると、実はそれほど高くないものなんです。
私も最初はなかなか気づけなかったので、
PC/Mobileともに天候のアプリを入れて、
必ず毎日の最高気温と最低気温をチェックしています。
品種によって差はありますが、
最高気温が30℃に届かなくなって、
最低気温が25℃を切るというラインが、
一つ大きく吸水量の変わるポイントです。
例えば、特に気温の変化による吸水量の増減が
明確な品種としてmacrocarpaがあります。
このユーカリはある程度の樹高があれば、
真夏は1日に1回の水遣りが必須なほど
非常に良く水を欲します。
ところが、その全く同じ株が
真冬には月に2回程度まで潅水量が減ります。
我が家の1m近いmacrocarpaも
半日直射の環境であるにも関わらず、
1日に1回の水遣りが必須で、
外泊の際は、水に浸けて出かけていました。
ところが、最近は天気が悪いこともありますが、
一気に5~7日に1回まで潅水量が減っています。
rhodantha/gamophyllaなどもそんな感じです。
毎日外に出て、気温をチェックしている私でも、
それに気づくのが少し遅れて、
真夏並みの水遣りを続けていた結果、
葉に赤いシミができてきてしまいました。
他にも水分管理の調整が遅れて、
葉に傷みが出てきたものもあります。
このまま気づかないでいると、
誰でも気づくほど寒くなった頃に、
ユーカリがいくつか星になったりするわけです。。。
大体この時期、葉が傷みだしたり、
枯れる葉が出たり、元気がなくなるのは、
このように、真夏のつもりで水遣りを続けて、
過湿になってしまったことによる根の傷みが原因です。
他には、コガネムシ幼虫が活発になる時期なので、
それらの影響を受けていることも考えられます。
コガネムシは腐植質に反応して卵を産むので、
粒状培養土や私のような腐植質なしの
岩石用土を使用している場合にはあまり心配はいりません。
この季節、慣れない人はちょっと注意しながら、
潅水量を一度見直してみてください。
そして不幸にも枯れてしまった場合には、、、
必ず中身をひっくり返して、
枯れた原因を確かめてみてください。