ユーカリの薫るベランダで[Mobile版]
since 2009.01.09
ユーカリ育成ブログです。タネを輸入して150種以上のユーカリを育てています。 By eucalyptus_k
by Osakano Jie
(2012/04/23 23:06)
eucalyptus_kさん、こんばんわ。

さすがに水を切っているだけあってシルバーのユーカリが多いですね。
戸外の雨のあたる所に置いているユーカリはこうはいきません。

1鉢あたりの専有面積の件ですが、我が家でも戸外とはいえ、置き場は厳しいものがあります。
現状、
bridgesianaの占有面積は直径1.5メートル位の場所です。
それ以外のものは、ランク分けして
直径1メートル 4鉢
直径50センチ 10鉢
それ以外は直径15~20センチ程に抑えています。

植物に風や触るなどの刺激を与えると、植物ホルモンの1つであるエチレンが発生し、茎の伸長抑制やリグニンによる木化が起こります。
触るの刺激は毎日1回30秒程度の振動を与えただけでも、植物の伸長抑制が確認されていますので、風に置き換えると微風でも十分な様な気がします。

それを利用るため、樹高30センチ程で支柱を外しています。
(プルベルレンタは別にして、ランク分けに入っている分は1メートル自立を目指して支柱をしていますし、1メートル自立の見通しが立つと、支柱を外しています)

支柱をするとぐんぐん大きくなりますが、支柱を外すと上への成長はぐんと落ちます。
今のところこの方法で成長を抑えています。

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by eucalyptus_k
(2012/04/25 16:20)
Osakano Jieさん、こんにちは!

雨を避けて育てていると、確かに葉は綺麗になります。
ところが、その代償として、日照不足で
葉がとても薄く、軟く育ってしまいます。
その結果として、うどんこ被害が酷くなったりします。

家でもとりあえず、カマルドやグロブルスなどは
そろそろ剪定していかないとヤバいのですが、
花の咲くかもしれない品種については
敢えて当分の間、一切の剪定や摘芯を中止しています。

ただ、どこまで場所的に可能かはわかりません。
成せばなる的に楽観的に考えています。

支柱を辞めると、背丈が抑えられるというのは
非常に面白い情報をありがとうございました。

ただ、家では日照不足で貧弱なので
支柱なしでは自立できないユーカリが多いです。
この辺りは中々難しいところです。

ところで、今年の耐寒性実験はいかがでしたか?
結論として、越冬が難しい品種などありましたか?

erythrocorysはダメですね。
家や親の実家で今年は何とか屋外越冬できましたが、
どれもm級の株で本当にぎりぎりのところでした。

こんなにこっぴどく傷むのであれば、
無理して屋外の寒いところで
越冬する必要はないなと思いました。

erythrocorysは関西でも
基本は温室越冬品種で良いかと思います。

tetragonaは毛が無くなる大きさにまで育つと
もう少し余裕を持って越冬が可能です。

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by Osakano Jie
(2012/04/29 21:51)
eucalyptus_kさん、こんばんわ。

この冬の戸外越冬では、やはりerythrocorysが持ちませんでした。
pleurocarpaは、少し産毛が残るものの有る程度葉が大きくなったほうは越冬しましたが、葉の小さい方は越冬出来ませんでした。

高山性のurnigeraが数鉢枯れたのが意外でした。

木の芽時というか、樹木に新芽が出る早春は、人にとって心や身体の不調を感じやすい頃でもあるようで、手足が冷える、肩がこる、体がだるいように、一部ユーカリにとってもだるい時期の様です。
ユーカリを育てている者にとっては、冬そのものより、こちらのほうが怖いですね。

伸びた新芽の先端に花をつけたりしますので、先端はなかなか切れませんよね。
我が家でもbridgesianaは、1本枝を切りましたが、それ以外は自然の枯れは別として切っていません。


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by eucalyptus_k
(2012/05/03 14:48)
Osakano Jieさん、こんにちは!

やはりerythrocorys持ちませんでしたか。。。
pleurocarpaは少し大きくなると越冬可能でしたか。
ただ、家でも結構葉痛みは酷そうなので、
葉を綺麗に保ちたい場合は温室管理が良さそうですね。

我が家も花を目当てに、あまり切らないようにしているのですが、
camaldulensis/globulus/robustaなどは
切らないとちょっとヤバかったので昨日切りました。

あと、家ではtenuiramis/cinereaも爆発的に成長するので、
これらも低樹高では開花はなさそうなので、
そろそろ切ろうかなあと考えています。

ちなみにregnansって元気ですか?
家では最初とても元気だったのですが、
何故か夏に全滅してしまい、今年また仕切り直しです。

個々で全く性質が違うので、
難しいところですね。

最近、株個体は凄く元気で脇芽もたくさん出すのですが、
新芽だけが黒くなって枯れるという症状が多発しています。

これも何かの病気なのでしょうか。。。
困ったものです。

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by Osakano Jie
(2012/05/04 09:19)
eucalyptus_kさん、こんにちわ。

regnansは比較的元気です。
同じ時期に頂いた苗の中では、globulusやpunctataには負けますが、camphoraやpruinosaと同程度に育っています。

新芽が黒くなる件ですが、ユーカリでは発生していないのですが、尺鉢のバラの1鉢がその様になっていました。
葉っぱが黄色くなっている数も多かったので、根詰まりか?鉄分不足か?という事で、蕾がたくさんついていましたが、樹形を整え小さくカットして植替えしました。
根っこも結構張っていましたので、根詰まり、鉄分不足、それともそれ以外の原因か?は良く分かりませんが、現在養生中です。

鉄分不足も考えられますので、アミノール化学の微量要素8を与えました。
マグネシューム・ホウ素・鉄・マンガン・モリブデン・亜鉛・ケイ酸・銅を微量要素剤です。

アースチェックという酸度測定液で土壌のpHをチェックしましたが、7.5程度で、少々アルカリに傾いている様ですが、植替えで土を足していますので、酸度調整はしていません。

regnansですが5鉢程有りますので、機会が有ればまたお持ちします。



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by eucalyptus_k
(2012/05/04 15:51)
Osakano Jieさん、こんにちは!

regnansぜひともよろしくお願いいたします。
この種は大きく育ってからは丈夫なのかもしれませんが、
育苗時の難易度が東AZでは異例に高いです。
発芽率も上々なのですが、用土をかなり乾き気味にしないと、
発芽初期で大量の立ち枯れが出てしまいます。
このようなことは他の東AZ品種では考えられないことです。
後、暑いのが苦手なのか、夏季のタネ播きはアウトでした。

新芽が黒くなる件、厄介な問題です。
試せることは試してみたいので、
同じ微量要素を試してみたいと思います。

また黒くなるものはいずれも
スリット鉢ではないものなので、
根詰まりが原因と言うのも考えられます。

主にorbifolia/caesia/erythrocorys/urna/gamophylla
などの品種で起こっています。

恐らく家の用土も現在はアルカリよりのものが多そうですが、
ユーカリの酸性への移行力はとてもつよいので、
時期にまた酸性寄りに変わっていくものと思います。

ユーカリは一部のものを除き、
アルカリにはイマイチ耐性がないという情報も
海外の栽培者から受けています。

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by Osakano Jie
(2012/05/04 21:09)
eucalyptus_kさん、こんばんわ。

regnansの件、了解しました。

新芽が黒くなる件ですが、種類が多いですね。

蜘蛛の糸見たいなものを見かけられた事は無いでしょうか?
ないし、テントウムシ、アリを見かけられた事は無いでしょうか?
我が家では、4メートルのもちの木が虫にやられてほとんどの先端がダメになっていました。
時期外れかとは思いましたが、刈り込んで、ほとんどの葉を廃棄しました。

公園でもつつじの葉を毛虫が食っているのを見かけたりしますが、虫ももう活動していますので、虫という可能性は無いでしょうか?


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by eucalyptus_k
(2012/05/04 22:07)
Osakano Jieさん、こんばんは。

虫という可能性はありますが、
我が家は高層階なので虫が飛来することはなく、
唯一猛威をふるうのがハダニです。

ただ、ハダニは活動時期が決まっており、
7月~9月の猛暑の時期にのみ繁殖します。

最近は6月の梅雨明けと同時にニッソランを散布すると、
散布した品種にだけは、ほとんどハダニがつきません。

実はもう一つ、厄介なダニがいます。

これはホコリダニというダニで、
目に見えないので、被害の証拠もないのですが、
ニッソランで被害が減少するので、
恐らくホコリダニと推測しています。

このダニの被害は、新芽が縮れて奇形になり
枯れてしまうというもので、
5~10月まで季節を問わず被害が出ます。

ただ、このダニの被害は
明らかに新芽が最初から奇形になるため、
わかりやすいのですが、
今回の症状は新芽が黒星病のように黒変していました。

またダニは雨や直射日光のあたる場所では
ほとんど繁殖しないという特徴もあります。

菌類の可能性もありますが、
こいつも目に見えないので難しいところです。

ただ新芽だけの被害ですから
薬をやるとどの道傷んでしまうので、
今のところは経過を観察するしかありません。

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by koaramate
(2012/05/06 03:18)
色々経験出来て良いですね。
平地と高層階ではかなり環境が違うのでしょう。

同じ風でも乾燥具合や温度差は大きく成長を左右するものなんだと考えられますね。

水の与え方はかなり経験出来たことでしょうから、今度は一度空中湿度をデータ化してみると何が原因なのか解ってくるかも知れませんよ。

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by eucalyptus_k
(2012/05/07 17:06)
こあら師匠、こんにちは!
本当に毎年良い経験ができています。

今は葉が汚くなる病気が悩みのタネです。

空中湿度なのですが、
普通であれば風が強いので
さほど湿度は高くならないと思います。

ところが難点が三つあります。

一つは壁が風を通さない構造になっているため、
床が濡れると、なかなか乾かず、
その渇きと共に湿度が上がることです。
これは水遣りの度に起こることです。

もう一つは、狭い場所に多数のユーカリがあるため、
どうしても底部の風通しが悪くなってしまうことです。
これは自制するしかありません。。。

最後は、ベランダですから
洗濯物を干すことがあるということです。
これは当たり前ですが、空中湿度は自ずから上がります。

なかなか、難しいところです。。。

ただ今年は、初めて使ったベンレートが
薬害なし効き目大で助かっています。

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