ユーカリの薫るベランダで[Mobile版]
since 2009.01.09
ユーカリ育成ブログです。タネを輸入して150種以上のユーカリを育てています。 By eucalyptus_k
by Osakano Jie
(2012/11/21 22:57)
eucalyptus_kさん、こんばんわ。
エリスロコリスはお手上げ状態です。
この夏最後のエリスロコリスを枯らしてしまいました。
冬場の寒さで弱り、春先に枯れ気味になり(最悪枯れてしまいます)、梅雨~夏の雨で過湿になり、夏の異常な暑さでやられてしまうと言った構図です。
冬場は、寒風を避けられる場所に避難させる必要がありそうです。
また四季を通じて、雨があたる場所では、水分コントロールがしにくいので、かなりハードルが高くなります。
アバウトな私には無理な品種の様です。


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by eucalyptus_k
(2012/11/22 12:25)
Osakano Jieさん、こんにちは!
冬に全滅ではなかったですか。。。すいません。。。

どうやら最近色々と聞く話では、
西AZのユーカリを雨の当たる場所で育てるのには
少し工夫がいるようですね。

erythrocorysは実家の親父も育てています。
これも170cmを超えており、激しく剪定しまくっているので、
剪定しなければ、2mオーバーになっていたかもしれません。

実家での成功例を考えると、
雨のかかる場所で育てるには、
用土の改善と鉢のサイズが重要だと思っています。

実家では全てのユーカリ用土が
ゴールデンの粒状培養土・観葉植物用です。

そして、鉢は全てが5号鉢に植わっています。
150cmを超えて開花したpulverulentaも、
180cmのmacrocarpaも、170cmのerythrocorysも
180cmのaccedensも、150cmのpleurocarpaも
全てが一様に5号鉢に植わっています。

そして真夏にヘタってしまっても、
絶対に水遣りは1日1回までとしているようです。

過去にあまりにヘタるので、1日2回にしたところ、
軒並み調子が悪くなったようです。

これでようやく雨にも耐えられるようです。

この状態でも、kruseanaやorbifoliaは
雨が多すぎて、梅雨時期にはある程度傷みます。

また東AZの中でも湿潤を好むような、
gunnii/delegatensisといったようなユーカリは
逆に全て枯れてしまいました。

実家でも西AZの管理がメインになっています。

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by eucalyptus_k
(2012/11/22 12:25)
それから、ポットでの管理ですが、
これもかなり危険なポイントを発見しました。

ご存じかと思いますが、通常のポリポットで育てると、
根の大半が底でサークリングすると思います。

もちろん根詰まりによる症状も出るのですが、
特に乾きにくい季節、雨の多い季節になると、
ポットの中から上の方の土はいつまでも湿っているのに、
底の用土ばかりが乾いているという状態になります。

すると、用土の大半は湿っているのに
水切れという状態が起きて、
結果的に根の部分過湿で枯れるということが起きます。

これを防ぐためには、意地でもスリットポットを使います。
すると根が中心や上部にも集まるため、
ポット内用土の水分のバラつきを防ぐことができます。

家にもいつまでも植え替えられないポット苗が無数にありますが、
通常のポリポットのものは、ほぼ全滅しました。
スリットポットの分は根詰まりの症状も出ず、
50cmでも元気に育ち続けています。

コストの問題はあるかと思いますが、
なるべく長期間のポット苗維持の場合は、
スリットポットの使用をオススメします。

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by Osakano Jie
(2012/11/23 00:12)
eucalyptus_kさん、こんばんわ。

ゴールデンの粒状培養土ですが、ホームセンターで見るたびに手を出したくなるのですが、

私のブログのメッセージに、『毎日水やりとなると泊まりで出かけるにしても気がかり、水やりもさほど気にしなくてもいいものは無いのかな? たどり着いたのがユーカリでした。』と書いていますように、夏場でも2~3日位なら水やりしなくても良いユーカリを見つけると言うのがベースにありますので、

あえて保水性の良い赤玉にこだわっている自分が、もどかしくなる時があります。

用土の配合も、パサパサ系の配合済み用土1、赤玉中粒1、鹿沼土中粒より大きいもの1、パーライト1の配合にたどり着いたものの、全ユーカリ共通の用土にするためには、もう少し改良が必要かなと言ったところです。

ベストなユーカリを見つける前に用土を安定させないと、探すに探せませんよね。

ただ、戸外で、この用土でとなると、delegatensisにとってはパフォーマンスが良い様です。放置するとやたらに伸びてくるので、頻繁にカットして樹高を抑えています。

私も夏場の水やりは、1日1回をMAXにしています。

比較的に風通しの良い場所に置いていますので、ポット上部も乾燥しますので、個別対応で水やりしているのですが、8割位のポットが乾くと個別対応が面倒になり、一気に水やりしてしまうのが命取りの様ですね。

どちらかと言うと東AZよりの管理になっています。

大半のものが前述の用土で5号のポリポットに植わっていますが、良いのか悪いのか低パフォーマンスでゆっくり育っています。
2010年6月に頂いた苗のポリアンセモスに至ってはカットせずに50センチです。

ただ、成長をスローにしているのは、脱支柱と風あたりの関係かも知れません?


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by eucalyptus_k
(2012/11/26 12:49)
Osakano Jieさん、こんにちは!

ゴールデンの粒状培養土は市販の中では
今のところ最もユーカリ栽培には適しているようです。
ただ我が家のように閉鎖されたベランダの場合は、
まだまだ少し保水性が高いくらいです。

> 夏場でも2~3日位なら水やりしなくても良いユーカリ
これは現状、日照の限られた我が家であっても、
夏場はほぼ毎日の水遣りが必須になってきますので、
完全屋外の管理ではかなり難しいのではないでしょうか?

株がわずか20~30cm程度なのに6号鉢であれば、
我が家では3日に1回でも生き残るユーカリは多々ありますが、
そこで元気に成長して、樹高が60cmを超え、
6号鉢でも根がいきわたった株は、1日1回が必須になります。

辛うじてkruseana/orbifoliaなど限定で、
60~80cmほどの樹高があっても、
6号鉢で3日に1回でも耐えられるかなという感じです。
その他のユーカリは我が家でも難しいように思います。

個人的に赤玉土は決してユーカリに悪い用土ではありませんが、
植え替えなしで長期間安定して管理を続けるには
少し厄介な用土かなと思っています。

それは比較的短期間で潰れて微塵になることが多いからです。
赤玉土を活かすには、良いブレンドが必要になるように思いますが、
そのあたりがかなり難しいなと思っています。

特に屋外管理で一旦鉢土が凍結してしまうと、
赤玉土は酷い状況になってしまいます。
凍結を食らうと、硬質赤玉土でも結構崩れてしまいます。

我が家の環境でのお話ですが、
微塵になると、かなり湿潤を好むユーカリ群でしか耐えられず、
特に西AZのユーカリは調子が悪くなっていきます。

我が家では長期安定管理のために、
用土の凍結も防止するように気を付けています。

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